3.0
悲恋か?
あの名作オルフェウスの窓のその後。池田理代子先生の絵が変わっていないのがうれしい。美男美女が運命に振り回され…結末にサプライズ。
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あの名作オルフェウスの窓のその後。池田理代子先生の絵が変わっていないのがうれしい。美男美女が運命に振り回され…結末にサプライズ。
この外伝は電子版で初めて知りました。
まだ読み始めたばかりなのですが、何やら本編の登場人物の影がチラホラ。
この後どんなストーリーが待っているのか楽しみです。
クレアの結婚相手のロバートさん?が亡くなってるから再婚できてよかったものの、普通に生きてたら、兄妹だと思って別れた、クレアとクリストファーマコーレイは、既に違う人生を歩んで子供までもうけてしまったのだから、なんとも悲劇だと思います。
しかも兄弟と違うとわかったからまた火がつくだろうし、そうなったら不倫が始まりそう。
ロバートさんが亡くなってるからうまくおさまった、というのもちょっとしっくりこず、です。
画力はもちろんですが、話の内容も、面白くて、ワクワクしますね。これから楽しみです。女子はいくつになっても、こういう類いは好きですよね?
オルフェウスの窓の第2部ウィーン編を読んでいなくても充分楽しめる作品と思います。が、知っていればもっと面白いと思います。本編も是非読んでみてはどうかと思います。
まだ小さかったヴォルフィーが長男(義兄)を射殺し、一家はアメリカに引越したとありましたが、その後、どうなったのか少し気になっていました。
ヴォルフィーはショックであの時の記憶を失ってしまっていたのですね。。。
フローラはエンマーリッヒ家の長男であるラインハルトとの子供を身ごもったまま家を出て行ってしまったのですね。。。
本編を必死で思い出してようやくこの外伝の主人公が、フローラのお腹にいた子だと理解しました。最近読んだくせに忘れてるもんですねぇ。
フローラは本編ではそんなに次々と恋愛に走る感じではなさそうだったんですけど、、、こちらではそうゆう設定になっていますね。魔性の女という雰囲気はありましたけどね。
世代が目まぐるしく交代して、最後はハッピーエンド…。オルフェウスの窓シリーズでは珍しい終結ですが、ドイツ貴族とアメリカ富豪の上流階級ライフが少女マンガらしくて楽しめました。ラインハルトのお父さん、いい人すぎて。一方、酒場のピアノ弾きとして生計を立てるラインハルトの娘と孫っち。血は争えないのか、芸は身を助けるのですね。「酒場のピアノ弾き」はイザークのコラージュ?とも思ったりもしました。
こんな外伝があったなんて❗彼は本編では大好きな兄と母に裏切られた少年だったかな?急いでウィーン編を読み返さなくては❗壮大な悲恋物語だったけど、2人の女性が長い時間をかけて運命を乗り越えてハッピーエンドまでもっていってくれました。
このシリーズはなぜか家庭に問題のある設定です。家族の母を持つ女性の話です。
母は貴族だった為、仕事ができず、というかする意識がなく再婚を繰り返しているようです。そんな母を見て自分は職業婦人になると心に決めていましたが、一話ですでに気になった男性が友人の婚約者という波乱があります。
登場人物の相関図が
複雑で理解するのが難しかった!!
みんなつながってるんだもん。
本編で描かれることのなかったエンマーリッヒ家の渡米後のことが描かれています。設定にやや無理を感じなくもありませんでしたが、じゅうぶん面白かったです。めずらしく悲劇で終わらなかったのは、とても意外でした。