5.0
いつの時代も
作者さん買いの作品。
この作者さんの、中世ヨーロッパ系の作品は、どれもこれも最高だと思ってしまう。
その中でも、ラストシーンで何とも言えない余韻に浸れるのはこの作品。
もちろん、少しづつ「はな」に惹かれていくビビの姿も素敵だけど、はなと知り合う人たちみんなが「はなの虜」になるほど、はなちゃんは可愛い。
もっともっと二人の物語を見ていたかった気持ちも嘘ではないけれど、終わり方としては最高だったとも思う。
- 3
作者さん買いの作品。
この作者さんの、中世ヨーロッパ系の作品は、どれもこれも最高だと思ってしまう。
その中でも、ラストシーンで何とも言えない余韻に浸れるのはこの作品。
もちろん、少しづつ「はな」に惹かれていくビビの姿も素敵だけど、はなと知り合う人たちみんなが「はなの虜」になるほど、はなちゃんは可愛い。
もっともっと二人の物語を見ていたかった気持ちも嘘ではないけれど、終わり方としては最高だったとも思う。
終わり方だけで、☆5です。
ストーリーは、「人外×人」の恋愛もので、よくあるといえばそれまでですが、だいたいは大恋愛の末、どちらかが人外になるか人になるかして、死ぬまで一緒…みたいなハッピーエンドを迎えるんですけど、この話はヒロインの「はな」を悪魔の「ビビ」が看取るとこまで書かれています。
でも、そこにも愛があって、ハッピーエンドなんですよね。
途中のストーリーは普通に面白くて、2人の恋愛を応援したくなる「THE少女漫画」ですが、恋愛に夢見る歳じゃなくなった私でも、終わり方にすごく納得できたので、この評価です。
単なるハッピーエンドではないところが良いですね。
人間と悪魔の寿命の違いによるお別れもキッチリ描いてくれていて納得の出来るエンディングです。
異種婚モノのハッピーエンドは、大きく分けると二つあって、どちらかの種族に寿命を合わせることによって、二人仲良く末永く…というタイプと、結ばれたものの、時間の壁を乗り越えられず、どちらかがどちらかを見送るタイプのもの。前者は、大海とむ先生の「蜜夜婚」や鈴木ジュリエッタ先生の「神様はじめました」などなど、比較的多い結末。後者は、やはり大海とむ先生の「禁断の恋でいこう」が印象的。哀しい中にも、崇高さが感じられる結末です。
そして、この「花と悪魔」は、明らかに後者。最初のうちは、ギャグテイスト強めですが、花の成長とともに、ビビも「人間」として成長していく様子が、胸を熱くします。さしずめ「100万回生きたねこ」を読み終えたときと、同じような感動かな?結末は異なりますが…。「100万回生きたねこ」を読めない方は、このお話を読むのもやめておいたほうがよいと思いますよ。(涙腺崩壊ですので…)
作者さんが世界観が絵が好きで読み始めました。
ヒロイン14才?
定期的に通うキレイなおねえさんいるし?
ん?ん?………と思ってるうちに、あっという間に引き込まれました(笑)
ギャグ要素もありつつ、はなとビビのお互いへの愛しい想いは一貫して描かれており、そのバランスが秀逸です!
読み始めた時はドタバタラブコメディで終わるのかと思っていたので、まさかこんなに切なく壮大な結末になんとも言えない気持ちになりました。
でもはなとビビならばこの結末意外はありえない、納得いくものでした。
はなが幼いせいか、初めはファンタジー要素が強く大人が読むには物足りないかもと思いましたが、最後まで一気に読むほどのめり込みました。
後半ははなに感情移入して何度も涙があふれました。
ビビを待つはなが本当にいじらしい。
まわりのキャラも個性的でよかったです。
桃やあやめさん、エリノアなどみんなはなの味方になってくれて読んでいてうれしくなりました。
最後は切なかったけれど、よい作品に出会えたなと思えます。
悪魔と人間の、時間の流れが違う恋というどこにでもあるシチュエーションだけど、この作家の話は痛すぎず読めて良い。絵面も嫌いではないし、服装等もかわいい。
はなはかわいいしどんどん賢くきれいになっていって、ビビもちょっとずつ周りにも優しく変わっていくし、木の上でのはなに戻ってきての「お願い」なんて、女の子ならきっと「うん」と言わずにいられない。
最後は少し切ないハッピーエンドだけど、これがいい。
読み返しても飽きない作品です。
悪魔と人間。相容れない関係。
捨てられた赤ん坊を拾ったのが悪魔のビビ。はなと名付けて一緒に暮らすことに。
花はビビが大好きで。
ビビも幼いはなが気がかりで。
恋心と言うよりかは親子愛のような二人でしたが、やきもちを妬いたり独占欲が出たりで、はなが大人の姿になったときのビビが動揺しているのがよかった。
魔界に戻ったときは胸が締め付けるれました。ビビは200歳。はなは人間の14歳。
人間の幸せを願って離れていったビビ。
それでもお互いの思いが強く戻ってきての再会。
はな2号に驚きつつも、思いが通じ合って、結婚できて良かった!でも、ずっと一緒にいようと言うビビの言葉が切ないです。
悪魔と人間。寿命がちがいすぎます。
はなの最期。お墓の前のビビに涙が出ました。二人が世界一幸せでしたって思える人生って素敵です。
先に居なくなることがわかってるはなが残した子供達。
すごく余韻の残る作品でした。
ビビのことを考えると寂しいだろうなって思う。蕀の道ってこのことなのかな。
でも、本当に素敵な作品でした。
ファンタジー要素が強いお話になりますので、そこが大丈夫な方にはすっごくオススメです!
主人公の『はな』という女の子は少女漫画には珍しくかなり幼い設定です。
そのため恋愛模様は他の少女漫画に比べたら甘さ控えめかもしれませんが、はなは自分を助けてくれたビビという悪魔の男性が大好きで子供特有の甘え方をちょくちょく見せてくれるのでめちゃくちゃ可愛いです。ビビの膝に乗って本を読んでたり…。
そのビビは悪魔なので年齢や寿命がファンタジーです。
ただ、はなを自分から遠ざけておきながらも本当はものすごくはなを大事に想っているところがきゅんきゅんです。
クールでドSな感じです。
話が進んでいくと段々に恋愛要素も濃くなっていき、きゅんきゅんの種類が変わってきます。はなも見た目が段々大人になっていくので恋愛対象になっても違和感は個人的には無いです。
すごくオススメな作品のひとつです!
まさかここまで泣けるとは…
良い意味で裏切られた気分です(T^T)
良くあるファンタジーかな。絵が可愛いから読んでみよう、と軽い気持ちで読んでいましたが、途中から悪魔にもはなちゃんにもキュンとしてしまい、気づいたら読みきってました(^^;)
出てくるキャラがいい感じに個性的で読んでいて飽きませんでした!
ちょっと飽きっぽい、長編はちょっと…という方に個人的にはオススメしたいと思います(^^)