【ネタバレあり】ゴールデン・デイズのレビューと感想

地獄にあっても幸せであれる程の愛の記憶

高尾滋先生の作品はコミック化している物は全て拝読していてどれも大好きなのですが、そうなるきっかけとなった作品がこちらでした。
花とゆめ連載当時から読んでいたのですが、こんなにも深い情がこの世に存在するのかと、当時中学生だった自分はそれまでの自分の人生における物事への理解の範疇を超えた内容に驚嘆しながら読んでいた記憶があります。
特に最終章にかけての主人公二人のやり取りは今読み返してもバスタオルが絞れるくらい泣けます。
物語の作り込みという面で語らせて頂いてもやはり素晴らしく、詳細な近代日本史や美しいゲーテの詩、最初の方で歌われた鉄道唱歌から最後の愛宕山での別れのシーンなど、深い知識がさらりとふんだんに盛り込まれていて、物語は知識に裏打ちされて深みを増すものなのだと学んだものでした。
あれから20年近く経って外国生活なども経てみて再読すると、更に胸にせまる描写が多く感じられます。
異国人差別、階級差別、北アフリカ戦線…。
隣に想い人はいなくても、その記憶があればどこであっても意義をもって戦える。地獄であっても幸せでい続ける事ができる。
それは途方もない愛の形だと思います。
この作品に出会えた事は、私の一生の宝物です。

タイムトラベルミステリー？？

過去に飛ばされ、謎を解くお話。
高尾先生の絵のが、優しくて好きです。
涙を流すシーンが多いのですが、とてもキレイで哀しくて素敵です。
光也と仁の間に流れる『空気』が、どんどん温かいものに変わっていくのが読んででわかる。
ギャグありミステリーありラブあり？

タイムスリップ

祖父の無念を聞いた主人公・光也が、階段で足を踏み外したことにより大正時代にタイムスリップする。
祖父の若かりしころにそっくりな光也は、そこで祖父の無念を果たすことに。
現代とのギャップや複雑な人間関係に巻き込まれながらも奮闘し、光也も自身を見つめていく。

幼い頃に誘・・拐された光也を心配するあまり、行き過ぎた過保護の母親にも注目です。

あー

あー！ためし読みではタイムスリップまでは行かなかったかー。
ちょっと読んでみたいので課金するかどうするか……。

まだ全部読んでませんが、

作者で選んで無料読みの途中です。この作者さんの作品は読みすすめると、おもしろくなり、はまりますね。設定は独特で、現実味はないけど、この方が書くと現実っぽくなります。祖父が後悔していることが分かるまで、まだまだかかりそうですが、ゆっくり購入するかもしれません。

全部読みました

少し回りくどいところがあったり慣れない時代背景に戸惑うこともありますが、大好きな作品です。ラストの気持ちの持って行き場に困る主人公に完璧に感情移入してしまいました。

名作

とっても良いお話でした。おじいちゃんの目的を果たせてハッピーエンドには違いないのですが、この何とも言えない切なさが後を引きます！一緒にタイムスリップしていたかのようです。読後、余韻に浸っています。

説明が長いです

はじめの、タイムスリップするところの説明と　主人公は何が起きたか理解できてない状況が長ーくつづき飽きてしまいました。
先を読む気になりませんでした。_(_^_)_

大好きな漫画を挙げよと言われたら、真っ先に頭に浮かぶ漫画。
タイムスリップもので、こんなに整合性の合う漫画もそうないのでは？
無駄も不足もなく、キャラも皆魅力的。
胸を打つ名言もたくさん。
ラストは涙なくして読めないが、読後にこの漫画に出会えたことに感謝すること受け合い。
そのくらいおすすめの作品。

無料版で

無料版だけしか まだ読めてないですが、今のところ なんだかよく分からないです。タイムスリップした先で主人公が今の自分の状況を把握し順応しようとしていくのだろうけど、無料版だけでは分からない。まだ先を読んでみようかな