4.0
先見の明
絵のタッチが軽いから読みやすいけど
ものすごく奥深い題材がテーマの作品です。
令和の今はジェンダー平等が基本で
偏見をなくそうと世の中が変わってきているけど、春菊先生のこの作品はそんなことが言えないような閉鎖的な時代に生まれているから、凄い。
独自の世界観とともに
先見の明があるのでしょうね。
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絵のタッチが軽いから読みやすいけど
ものすごく奥深い題材がテーマの作品です。
令和の今はジェンダー平等が基本で
偏見をなくそうと世の中が変わってきているけど、春菊先生のこの作品はそんなことが言えないような閉鎖的な時代に生まれているから、凄い。
独自の世界観とともに
先見の明があるのでしょうね。
内田春菊ワールド全開の作品。
男女だけで割り切れない恋愛や生活の世界観がなぜか美しく感じられら不思議。
こういう性を交えた不条理ものの恋愛漫画が内田春菊の持ち味だと思う。最近のプライベート切り売り漫画よりこっちが良い。
両性を持って産まれニューハーフのフリをして生きている人間が、関わる男性や女性をどんどん虜にしていくのですが、その過程でやはり恨みもかうわけで、それを一身にサポートしていた男性が死んでしまったり…
この両性の人間が何を考えているのか全然分からないというか、本心がどこにあるのかも分からずストーリーが進むのですが、それがミステリアスで仄暗くてドキドキしました。
花房さんの謎の多い
行動や言動は読んでいて引き込まれます
謎すぎて気になるばかりです
興味深いです
作者さんの作品の中でもいちばんせつないさくひんかなとおもいます!単行本買いがおすすめだとおもいます!
エロや刺激だったり話しに少し癖がある作品だと思いました。
絵が苦手な人もいると思うけど見ている内に慣れてきますよ!
この作品内田春菊先生の中で一番好き。男性でも女性でもないヒロイン?を好きになってしまった男性の話。悲しい別れがあって初めて内田先生の作品で泣いた。考えさせられた作品です。
人は自分にないものに魅力を感じるのですね。登場人物皆、不幸に向かっていて、不安になります。幸せになって欲しい。切なくなるお話です。
内田春菊さん、若い頃にムーブメントみたいな感じがあったときは、あまり読んでなかったけど、良いですね。当時に読んでおきたかったかも。今見ても古さを感じさせない。ジェンダーレスとか、愛ってなんぞや、と考えさせられるところあり。