4.0
やっぱ作者がすごいよね。
偶然図書館でこの本をみつけて、はじめて読んだのが高校生のころでした。
明らかに違う空気に酔ってしまうようでした。当時は空気だけ読んでました。
あらためて今読んでみると、ああこういうことだったのかと思ったりもします。
たいしたことしてなかったような月日を積み重ねたつもりだったけど、わたしも、とっていった年の重みをしっかり感じました。
それだけのことを読者に感じさせる度量のあるオンナが書いた作品を読ませてもらいました。ほんと、たいしたオンナだよなーと、内田春菊さんについては読むたび思います。
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