5.0
淡々と暮らす
戦争中でもたくましく人は生きていたのだなあと改めて感じた作品です。こういう作品が、本当に胸を打つのだとも思いました。最初から、戦争物、悲しみと残酷さを歌った作品も多い中、ただただ毎日を暮らすことに一生懸命な人たちが、とても丁寧に描かれています。土井ラマも映画も見ましたが、途中、不発弾ですずさんが腕を失い、はるみさんがなくなるところからはやはり、すごくいたたまれなかったです。広島へ帰ろうとしたけど、帰れなくて、でもそのおかげで、原爆にあたらずに済んで・・・とか。本当に人間の運命って紙一重ですね。一生懸命生きなくちゃ、と思いました。
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