4.0
懐かしい
名門 青蘭学園の中でも、容姿、家柄、教養、健康状態の優れたものだけが選ばれ、入ることのできるソロリティ・クラブ。
高等部から入学してきた主人公の奈々子は、自分には関係のないことと興味を示さなかったが、メンバーに選ばれ、嫉妬したクラスメイトから執拗な嫌がらせを受ける。
青蘭学園には誰もが憧れる3人の方がいる。
ソロリティ・クラブの頂点に君臨する宮様こと、一の宮蕗子様。花のサンジェスト様こと、朝霞れい様。薫の君こと、折原薫様。
奈々子が選ばれたのは、宮様が片想いをしている辺見武彦さんと奈々子が文通していたから。
宮様のお兄さまの一の宮貴さんと辺見武彦さんは友達。
実は、辺見武彦さんと奈々子は兄妹。
武彦さんは、奈々子の父親と前妻の子供。奈々子は母親の連れ子だから、血は繋がっていないけど。
一の宮貴さん、一の宮蕗子さん、朝霞れいさんは異母兄妹。
いざこざがあり、ソロリティ・クラブは廃止。
朝霞れいさんは事故で亡くなり、武彦さんは薫さんと結婚する。
蕗子さんとれいさんは異母姉妹と思われていたけど、本当は同母姉妹。蕗子さんは、生まれてすぐ本宅に引き取られていったの。二人とも、それぞれの母が亡くなる時に打ち明けられたのよね。
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