【ネタバレあり】MARSのレビューと感想

是非読んで欲しい！！

昔の漫画なので絵とかが入り込みにくいかも知れませんが、もう読み進めていくうちにレイくんもキラちゃんも美しくて堪らなく見えてきます！
ストーリーも、ただのラブストーリーではなくてそれぞれに重たい過去を背負いながら生きてる2人が、お互いの過去を少しづつ理解しながら支えて救っていくところにとても見応えを感じます。
過去が重たすぎるのでお互い話したくはないけれど、一緒にいるうちに過去に何があったのか？お互いが探りながら少しづつ知って支えていく所にも細かい人間の描写が描かれていて、涙なしでは見れません。

義父からの性被害により心を閉ざした少女キラと生きることへの関心がない少年零。キラは絵を描くことに没頭し、レイはバイクレーサーになる夢を追いかけるが・・
そんな2人が出会い互いに惹かれ合う。

初めて読んだ時は高校生で、まだ2人の持つ心の傷が理解できずにいたけれど、大人になってから読むと苦しいほどの葛藤を感じます。
少女漫画の域を超えた大作だと思います。
恋愛漫画と思って読んだら、あまりの重厚感に疲れてしまうかもしれません。

色褪せない面白さ

ポケベルとか出てきて、時代を感じる場面もありますが、それ以外は登場人物の感情、表情、行動が違和感なく描かれててとにかく生き方がかっこいいです。
ヒロインの性被害、レイの弟の聖が亡くなった原因や出生事情など次々に降りかかる事態に目が離せなくなりますが、それが少しずつつながっていく過程は、うなるほどで今読んでも完成度の高さを感じます。
この作品を見つけることが出来て良かった

辛い過去を持つ主人公キラが自由奔放に生きる零と
出会い強く成長していく作品。
内容は重くてダークだけどキラの心の闇を溶かしてくれた良き理解者の零と共に生きていく所が良かった。
やっぱり幼少期の生い立ちや家庭環境で良くも悪くも性格が形成してしまうのだろうか。
でも私は辛い経験した人の方が人に優しくできると思う。
二人が最後ハッピーエンドで良かった。
たまに読み返したくなる作品。

ちなみにMARS外伝に出てくる『名前のない馬』と
いう曲を知りＣＤを買いました。
神秘的な雰囲気で良かったです。

昔読んでた好きな漫画です。大人しくて地味な女の子と学校一イケメンな男の子と恋愛で、よくある設定かもしれないですが、ただの胸きゅんラブストーリーではありません。それぞれが抱える辛い過去の記憶と葛藤しながら、乗り越えていく話です。なかなかヘビーな過去で、昔小中学生の時に読んでいた時はあまり内容を理解していなかったかもしれませんが、大人になった今読むとこんな重い話だったんだ…と暗い気持ちになりつつも、こんなに想い合える零とキラがすごいステキです。こんな風に想われたい…笑
もう何度も読んだことがある漫画だけど、何度読んでも、ハマってしまう漫画です。オススメ！

面白くて好き過ぎて、一気買いしてしまいました。そんな読者さんは多いのではないでしょうか。
母を自死で失い、弟を死に追いやってしまったと思う零と、継父から性的虐待を受けていたキラ。出会いはキラの描いた母子の絵でした。
お互いの存在を拠り所に、傷ついて失ったものを取り戻す戦いに挑む二人。結び付きを強めていく中でもろさを克服していく姿が、重くて残酷な展開にも読み手を絶望させません。
ストーリーは勿論、絵にも見惚れます！人物も、バイクや背景も緻密で圧巻です。カッコいい…(*T▽T*)特にバイクに興味ある方は必読ですよ♥️

何度読んでもいいです、、、！

惣領冬実先生の昔の作品の中で一番印象強いのがMARS。それでなくても絵が綺麗なのに、作品の中でもキラが絵を描いていて、最初にレイと出会った時に描いていた絵がすごく好きです。

めちゃくちゃ残酷な所もあるのに、すごく純粋なレイと、弱々しいのに強い所もあるキラの運命的な強い惹き合わせがすごく憧れます。

レイが800耐久レースに鈴鹿に行っている時に、離れていても思い合うふたりの姿とか、その後の苦難を何度も何度も体験しながら絆が深まっていくのも、ストーリー全部が映画のようで。

最初はライバルというか虐め役だった女の子と親友になったりするところも好きだし、こういう作品読んでしまうと、最近無料で読めちゃうセミプロさん達が編集さんから言われて描かされてるんかな、と思うようなありがちストーリーとは全然違い過ぎて、色々霞んでしまいます泣。


読み終わっても、また読みたくなるストーリーです。

とても深い作品☆

懐かしい〜！
十数年前、初めて知ったのは台湾のドラマでした。
その後、原作が日本の漫画だと知り驚きましたね。
そういえば、
あの頃の台湾ドラマは日本の漫画が元ネタな事が多かったかも…。
とにかくヒヤヒヤする事が多い話で、
毎回続きが気になってた。
最初はイヤなキャラクターだった脇役も
終盤近くには、主人公２人を応援する
良い展開になり、安心したものです…。
零とキラが本当に色々な事を(めっちゃ重い話)
乗り越えて分かりあえていく様が感動モノでした。
とっても良い作品です。オススメです☆

子供の頃に読んでいました。昔はあまり深い意味も考えず読んでいましたが、久しぶりに読むと、こんな内容の濃い話だったので引き込まれてしまいました。

レイの母親の歪んだ愛情や、父親に対して子供の頃に植え付けられた感情など、また、キラも義父からの性的虐待されており、二人が子供の頃トラウマになったことを、それぞれお互いを支えながら乗り越えていく内容でした。
まだ読覇はしてませんが、続き気になります。

色褪せない感動

原作当初から、惣領冬実さんの作品が好きで読んでました。
その中でも、イチオシの作品です。
主人公のキラが零をモデルに絵を描くのですが、もう、、、それは美しいと当時感じた事を思い出します。
その頃は、陰があり、ちょっと不良っぽく素っ気ない男の子のがとても魅力的に感じたものです。
バイクの後ろに乗せて貰うシュチュエーションは、憧れましたね。
まさに、理想の男性は零くんでした。