4.0
誠実な人柄が1軒家実に変わって落ちたときのような醸し出したふいんきはそこまで出せない人は自らの一切自由にはできない
by
匿名希望
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誠実な人柄が1軒家実に変わって落ちたときのような醸し出したふいんきはそこまで出せない人は自らの一切自由にはできない
どんな話だろうとさぐりながらよんでいましたが
だんだん味のある話にはまっていってしまいました。
紆余曲折はないけれど
たんたんと進む話の中に
じわじわとおもしろさがつたわってきます。
たんたんとした日常の部分が多いので、読み手の好みが分かれるかもしれませんが、とても素朴な良作です。
主人公が語る、母がなかなかいいキャラです。
食材を一つ一つ育てるところから始まり、それを丁寧に処理し、頂くということを見て、私達が普段何気なく食べている一つ一つの食材は、こうした努力のおかげで口にできているのだなと、感謝の気持ちが湧いてくる良い作品でした。
丁寧な暮らし。自然のサイクルに合わせた生活は、スローライフとも言えますが、実は、朝から晩まですることがある。
淡々と丁寧に暮らすと、食べることのほかに考える暇もなく、思考がシンプルになるのかも。
主人公は、周囲に本音を言葉で説明するタイプではないので、見ていてもどかしさを感じます。
でも、この漫画のもつ根底の静けさに、心を癒される人は多いでしょう。
今の私には向かない暮らしだからこそ、やわらかな巣をそっと覗いているような特別感があります。