3.0
悲しい
借金のかたに若い娘が売られてゆく…そんな話ばかりを聞いていたけど、人妻も売られていたとは。でも自分も母だし娘を売るくらいなら!って思います。いつの世も「女の世界」はドロドロしてるけど、その中でも主人公の気立てや懐の大きさで周りをやんわり包み込んだまさに「お母さん」のような安らぎをあたえれくれるひとだったんですね。確かに好きな人と結婚出来たし出産もして「女の幸せ」は経験できたかもしれないけど…悲しい時代だったんですね。
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借金のかたに若い娘が売られてゆく…そんな話ばかりを聞いていたけど、人妻も売られていたとは。でも自分も母だし娘を売るくらいなら!って思います。いつの世も「女の世界」はドロドロしてるけど、その中でも主人公の気立てや懐の大きさで周りをやんわり包み込んだまさに「お母さん」のような安らぎをあたえれくれるひとだったんですね。確かに好きな人と結婚出来たし出産もして「女の幸せ」は経験できたかもしれないけど…悲しい時代だったんですね。
表題作のみ読みましたが、他の女郎物語と
比べてもドロドロ感が少なく切なさが残る
お話でした。
3話で完結というためか、内容はすごく
心に残るのにサラっと読み終わってしまい…
もっと掘り下げて話数を増やしても良いの
ではないかと思いました。
親子の悲哀でも母親が売られた目線の話で
恨みつらみが無い綺麗なストーリーなので
是非読んでみては如何でしょうか。
ほおずきさんがいい人すぎて泣けます。
家族を思って風俗店に入ったのに、借金が膨れ上がるばかりで帰れるどころじゃない。
現代の悪徳ビジネスと通じるところがあるんだろうな。
せめて、ほおずきに冷たかったすすななんて放っておけばお店を変わらずに済んだかもしれないのに。
ほおずきさんがいい人なので、悲しい。切ない。
あ!この作者さん、ホラーマンガだけじゃなくて、こういうのも書くんだ…と、興味本意で購入してみましたが…やっぱり読ませる力がある方です!御茶○先生のような独特なタッチなので、好き嫌いはあるかもしれませんが…ストーリー展開はすばらしい!好きですねー。レディースコミックなのに時々ホラーチックな顔が現れてしまうのもクスッときますwww
貧乏だけど家族皆幸せな所から子供の代わりに女郎部屋へ。
病気になっても客を取らせられる過酷な世界だなと改めて感じました。劣悪環境の中、病気もどんどん進行していったのだなと。。。
最後家族の元にはやはり帰れなかったのも切ないです。花いちもんめの歌を聞くと悲しくなりそう。
ためし読みから買いたしました。すごく切なく、悲しい話です。昔にはこのような話がたくさんあったのだろうと胸が痛いです。主人公の人の良さと性格の良さがすごく出ています。周りから慕われる姿にも心打たれました。家族が誰も探しにきていない様子が悲しさを増しました。
見間違いかもしれませんが、以前、とても優しく美しかったお女郎さんがいたと聞いたことがあります。
異例の早さで借金を返し、これからというときに刺されて亡くなった話を聞きました。
年齢や生い立ちは違いますが、そんな女性を思い出しました。
どんな仕打ちでもこんな風に優しさで包まれていたなら
やっていく意味があるんだと
とても見ていて切なくなりました。
花魁って大変かと思いましたし、昔に生まれてたらと思うと、この時代が平和で良き時代になって良かったとおもいます
これが少し前の日本の日常・・・。今からは考えられないけれど、
ほとんどが貧しくて娘たちを売らないと食べていけなかった。
今はそれなりにみんな中流で何とか食べていけるけれど、
廓ものは悲しい。
この手のお話はたくさんありますが、一番残酷かなぁと思います。始めに夢のある家庭を持ち子供を守る為に仕方なく自分が犠牲になりどんどん落ちてゆく。悲惨なお話です。