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5.0
ストーリーに引き込まれるような独特の世界観。
一気に読みました。
吉原の女性それぞれの運命が描かれ、
少しずつストーリーが重なっている。
もう一度読んだら、また心への響き方も変わってくる気がします。
切ない人生の中で、小さな幸せを掴み、
幸せを知ったからこそ、そのあとの人生がより一層切なくなってくる。
吉原の中で生きる女性達の人生をいろいろな方向から描いた素晴らしい作品です。
10
5.0
恋をすること、好きな男と一緒にいること、ただそれだけのことがこんなに尊く思える…そんな作品です。
華やかであり影でもある、淫らであり上品でもある、遊女の生き方はまるで蝋燭に灯した火のようです。
生きること、思い人への愛情、今一度自分なりに考えてみたいと思いました。
12
5.0
こんな運命的な星のもとで出逢っているのに、お互い惹かれて合って心自体は繋がっているのに、生きて結ばれることはない。
悲恋とはこういう事なんだろうなと思わされる作品です。
でも、こういう相手と巡り逢えた事は良い方で、実際の吉原遊廓の女性はそんなことすらない人の方が多かったんじゃないか、あとは遊廓に売られた背景や幼少期等バックグラウンドも描かれていて、色々と考えさせられる漫画でもあります。
3
4.0
別作者さんの作品「青楼オペラ」にハマり、もっと遊廓の世界を知りたいと思っていたところ、この作品と出会いました。
きらびやかな世界が描かれた「青楼オペラ」と異なり、本作は、日が当たらないところで生きた遊女達にスポットが当たっています。ゆえにリアルで、切ない場面も多いです。
ですが、ただ切ないだけではなく、どこか暖かく、救われるところがあるため、読後感は良かったです。
別々のエピソードのようで、実は互いにリンクしているところも良い。
欲を言えば、キャラの書き分けをもう少ししっかりしてもらいたかった。みんな同じように髪を結っているので、誰が誰だかわかりにくかったです。
4
5.0
無料3週分しか読んでいませんが、読み進める毎に良さがわかる作品と思います。
1～2週目は登場人物の名前も顔も似ていて区別がつかず、訳がわからないので評価を低くしていました。
3週分を読んでから覚えのある人物を確認しようと始めから読み直し、この作品の深さを知りました。
朝霧や霧山、八津、三津、茜、緑...ストーリー毎にチラチラ出てきますが、後々繋がってきます。
現在進行形の話だけではなく過去も混じっているので、一話読んだだけでは分かりにくいかも。
頭の中でストーリーを繋げる為にも、一気に読んだ方が理解しやすい作品と思います。
不細工で卑屈だった茜にイライラしましたが初見世は朝霧の過去とも繋がり、一話目の朝霧の話も一度目は「？」という感じでしたが、読み直して切なさに心が打たれました。
2
5.0
一方で大ハマりしている青楼オペラと違い、こちらは哀れな切ない世界観です。多くはこういう世界だったのだと思いながら読みました。そうしなければ生きていけなかった現実、ついに掴んだかと思う幸せが手の中にあると思ったら、壊れて崩れてしまう。それらを天命と思いながらそれでも懸命に生きる姿に、背中を押される感覚になりました。
5
5.0
私は、漫画は電子で買って飽きたらどんどん削除するんですが、これはずっと残していて時折読み直す作品です。
オムニバス形式でほぼ同時期の茶屋を舞台にヒロインが変わって一つ一つの人生を描くので、かつてのヒロインが出てきて現在のヒロインに影響与えたりします。
可哀想な死に方をしたかつてのヒロインが端役で無邪気に出てくるとウルっと来ちゃいます。
ご都合主義な作品ではないので大人の女性にオススメします。
1
4.0
花魁の話が好きで読みはじめました。1話無料で試しに読んでみて、ぐいぐい引き込まれて次々に読み進めてしまっています。時代が戻ったり進んだりしますが、読んでいくうちに、なるほど！ここにこう繋がるのか！と納得します。悲しい過去があって、未来があって、今があって。その中に悲しい愛が描かれています。家族愛？兄弟愛？男女の愛？なんともいえない愛です。まだ読みかけですが、この愛がどのような結末を迎えるのか…。とても楽しみです。
2
4.0
はじめのお話を読んで、、、泣けました。
セツナイ、カナシイ。
カナシイ最後は来世で結ばれて欲しい。
幸せになって欲しい！
今の時代は、好きな人と一緒になれます。幸せなことなんだと感じました。
恋がしたくなりました、、、。
10
5.0
が丁寧に描かれていて切なくて泣けてきます。
絵はもちろんキレイなんですが、遊女の女性たちが一生懸命に生き抜いたことがキレイで切なくて！
世代をまたいで描かれているので、途中でここでつながってたのかぁ、と気付きながら読むのも楽しいです。
何人も主人公が変わるので自分の感情移入できる主人公がひとりはいるかもしれません。個人的には八津が好きです。
別の作者さんのさくらんという、郭の話も読みましたが、そちらより人間に希望が持てる話です。現代に生きてることに感謝しなきゃ。
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