4.0
とっても良いです
個人的には三弥吉と八津の話しが好きです!
全体的にハッピーエンドなストーリーがあまりないですが、八津の物語だけは光が見えました。初っ端の朝霧の話は泣けちゃいました…どうか天国で結ばれますように!と思いました。
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個人的には三弥吉と八津の話しが好きです!
全体的にハッピーエンドなストーリーがあまりないですが、八津の物語だけは光が見えました。初っ端の朝霧の話は泣けちゃいました…どうか天国で結ばれますように!と思いました。
吉原の悲しいストーリーは知っていましたが、それぞれの事情や恋する気持ちなど自由にできないのがまた苦しく切ないです。
おもしろかったです
結局はどれも悲しい結末ばっかりだけど…
でもここでそーるながるのか!ちびっくり(゚Д゚)!!な展開
なんとなく読み始めたら、物凄くはまりました。話の展開とつながりがすごくて、「そーきたか⁉︎」って何度も思わされます。
もっともっと読みたいので、続きお話を出して欲しいです。
小説も読みましたが、きちんと小説に沿っているなぁと感じました。辛い過去を背負った花魁たちの儚くも強い生き様、そして切なく甘い愛に感動しました。
コミカルなのにシリアスで、シリアスなのにコミカルで、とにかくどの章も涙なしには読めませんでした。
青花牡丹はもう泣きっぱなしでしたよ。。
女性はぜひ山田屋の一員になったつもりで読んでみてください。
元から時代物、遊郭物は好きでしたが今回の作品はずば抜けて面白かったです。
遊郭で生きる女性たちの苦悩や些細な幸せ、祈りが描かれていて辛いところもあれば少しだけ救いがあったりして思うところがたくさんある作品でした。
時系列や人間の関係など少しずつ少しずつ繋がっていて「こんなことがあったんだ」と思うようなところもあってよかったです。
恋をすること、好きな男と一緒にいること、ただそれだけのことがこんなに尊く思える…そんな作品です。
華やかであり影でもある、淫らであり上品でもある、遊女の生き方はまるで蝋燭に灯した火のようです。
生きること、思い人への愛情、今一度自分なりに考えてみたいと思いました。
最終話、弥吉が勝野を待たずに結婚して娘をもうけた理由が知りたい。
初恋の相手と再開出来たけど、
それは、恋人同士ではなく、
遊女と客としての再開
切なさが込み上げ来ました。