【ネタバレあり】花宵道中のレビューと感想（2ページ目）

朝霧さんのお話、切なかった…。吉原の遊女は恋なんて知らない方がいいのかもしれない。でも知らないよりは良いのかもしれない。慕っていた姐さんの結末に八津の悲しみや驚愕もはかり知れず、切なくなりました。

泣ける

ポップな感じではじまりますが、読み進めていくうちにストーリーが濃くなっていきます。
この時代の想像を絶する女性達の生涯に泣けました。

それぞれの人生

イッキに読んでしまいました。一人一人の生きざま、人生があるのですね。時には甘く。時には切なく。年期が開けて、生きて大門を出られるのはわずか。その後、戻って来てしまう人。どちらにしても切ない。

詳しい花街

甘く切ない、花街の、世界を描いてあり、その悲しみの共感から読み進みます。
精一杯、生きた証を、きざみ付けようと生き様が読む進めて物哀しく、でも離れず読んでしまいます。
お薦め。

せつない

青楼のオペラからきました。
青楼のオペラとは違い、こちらは切ない話し。
でも、吉原の人間の個々の事実や思いが伝わって切ないけどのめり込む作品でした。

タイトル読み

タイトル読みしました。色恋もありますが、サスペンス的要素が強い感じがします。ハッピーエンドを願いますが、どうなるかハラハラしながら読んでます。

リアルな話

絵の区別は付きにくいけれど、内容は良かったと思います。当時の花魁達の本音が、丁寧に描かれていました。実際は分かりませんが、たぶんこんな思いがあったのだろうな…と思える作品でした。

原作を読んで

原作をよんで、源氏名だけでは覚えきれないキャラクターはやはり絵があると生き生きします。綺麗な絵だと思います。ストーリーを丁寧に描いている点も好感があります。

悲しいけど純粋で美しい恋物語に引き込まれました。生きるために他に道がなかった遊女達が、本当に好きな人と結ばれたいと願うことすら罪になるような、そんな世界があったことに胸が痛くなりました。

美しくて切ない苦界のヒロイン達

私は、漫画は電子で買って飽きたらどんどん削除するんですが、これはずっと残していて時折読み直す作品です。

オムニバス形式でほぼ同時期の茶屋を舞台にヒロインが変わって一つ一つの人生を描くので、かつてのヒロインが出てきて現在のヒロインに影響与えたりします。
可哀想な死に方をしたかつてのヒロインが端役で無邪気に出てくるとウルっと来ちゃいます。

ご都合主義な作品ではないので大人の女性にオススメします。