【ネタバレあり】花宵道中のレビューと感想（19ページ目）

切ない

花魁もののまさによくある、純愛のお話です。気になり一気に買いました。知り合って、お互いが気になって…がドキドキ💓でも最後は涙です。

せつないことも多いけど…

花魁をしないと生きていけない人がいた時代…色々とせつない時代背景がありながらも、懸命に生きていた人達がいたんだな…としみじみしました。

絵がきれいでストーリーも良かったので単行本を買いました！花魁の切ない恋から始まり、段々と事実が明かされてゆくストーリーにすごく引きこまれました。
色々な登場人物の視点で見れるのも面白かったです。花魁たちのお話も良かったし、最後におかみさん視点のお話がくるのも感慨深かったです。

イラストもきれいで読みやすいしおもしろいです。
花魁といえば華やかだけど切ない物語な印象でしたが、その想像をはるかに超える悲しさと苦しさにあふれたストーリーです。
ただ単純に切ない恋物語ではなく、ミステリー小説を読んでいるような気分にさせてくれるストーリー展開で、読み進めるごとにきれいに全てが繋がっていくので引き込まれてどんどん読み進めてしまいました。
切ないだけでなくいろんな感情がうまれますし、あらゆる登場人物からの目線で読めるのも楽しかったです。

おもしろい！

ひとつひとつの話がのちの話に繋がっていてびっくりしました。
とてもおもしろいです。
彼女たちの生きていく大変さやなどを知ると切なくなるものもありました。
この生きざまってかっこいい！と思えるものもあったり、大好きな作品です

切ないお話が多いです。
ハッピーエンドだけ見たい！って方はちょっと避けた方がいいかも(>_<)
遊女の恋は実際もこうだったのかな？
最初のお話なんてうるっとしちゃいました。

それぞれの物語

後々、人間関係が繋がっているので、より楽しめました。悲しみも諦めもときめきも、色んな事があって、面白くて、時々、読み返します。
最後の、おかみさんの話も好きです。

よくある吉原の遊女の作品ですが、専門用語を使っていながらも、きちんと注をつけて解説してくれるので、読みやすかったです。

あの

安達祐実さんが主演なさった映画か！とおもい少し読ませていただきました。花魁の生きる様や心中が細かく描写されてる気がしました。表紙の絵のタッチも可愛くて購入に踏み至りました。

とても考えさせられました

実写の映画を見て、買いました。
性を売りにして生きていくということは、この時代の当たり前の事だったのだろうと思うと、なんとも儚く、そして哀しい。
想像でしかない、吉原の世界観に触れられた様な気がしました。