5.0
面白かった
最終話、弥吉が勝野を待たずに結婚して娘をもうけた理由が知りたい。
- 9
最終話、弥吉が勝野を待たずに結婚して娘をもうけた理由が知りたい。
初恋の相手と再開出来たけど、
それは、恋人同士ではなく、
遊女と客としての再開
切なさが込み上げ来ました。
女郎の世界を昔は『苦界くがい』と言ったそうです。
一見華やかな世界の陰では、様々な女達の血と涙が滲んでいたのでしょうね。
ただそこに通うだけの男達には、決して分からない深い闇の世界に思いました。
なんだかとても純粋な恋ばかりで、切ないけれどこれが本当に恋するってことなのかなと思いました。そして読んでいくと色々な繋がりがあって、一人一人の遊女に感情移入してしまいます。
最後まで一気に読んでしまいました。
そして、映画化されるとのことで、これまた楽しみですね~!
とにかく物語として素晴らしい。軸になっている朝霧視点だけでなく、色々な人の視点から展開されていくのも良い。
史実に忠実な設定でリアリティーがあり、魅力的なキャラクターばかりで感情移入しやすく、物語の世界にどんどん引き込まれる。
遊女を主人公にした映画や漫画、小説を結構観たり読んだりしてきたけど、この作品は随一です。
安達祐実サンの映画で興味をもち
見るまではエロいのかな?って思ったケド、
エロさはあまり感じず叶わぬ恋や悲しい過去でウルウル
絵がとても綺麗だし女郎達が皆可愛い♪
レビューを見て興味を持ち読んでみると、1話目から涙、それだけでも満足出来たのですが、2話目を読んでみると『あぁ〜これがここに繋がるのか』と深みを増す展開にグイグイ引き込まれ、ついに一気読みしてしまいました。
切ない気持ちが丁寧に描かれていて涙が止まりませんでした。絵も綺麗でコミックが欲しくなりました。