5.0
自分を振り返った
読んでいて、ふと自分の幼少期を振り返りました。
作品中のことほどひどい目にあった訳ではないのですが、忘れていたつらい記憶が甦りました。
作品中の子供の何人かはまるで私を見ているかのような性格や言動があり、ドキッとして胸が苦しくなりました。
自分の性格について昔から「何故私はこうなのか?」と思うことがあるのですが、幼少期の記憶が甦ったことで、納得しました。辛くて忘れていたのだろうということも、同時に、忘れたつもりでいてもずっと自分の人格に影響が残っていたことも。
自分を振り返る良いきっかけになった作品でした。
- 19