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どん底
どん底からどう這い上がるのか這い上がれないのか。まだ読み始めなのですが、気になるので、読もうと思います。
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どん底からどう這い上がるのか這い上がれないのか。まだ読み始めなのですが、気になるので、読もうと思います。
が主人公という、あまり類を見ない漫画。周囲からの人望や尊敬を得たいがため、色々と策を弄しているが、大概が空回りしたり、思惑通りに事が進まず、もがく姿を描いていて、またそれが面白い。
近年の漫画でここまで不器用で濃いキャラも珍しいが、応援したくなる、そんな黒沢さんです。
「福本作品」です。
主人公がどこかダメなところがあり、それでいて純なところがあり、独特の「人間臭さ」がたまらない。
頑張れ、頑張れ、黒沢。同じ年代の親父として、男として、生まれた者なら黒沢の気持ちがよく解るなぁ。涙がでてきたよ。
思わず、其の通り、わかるよ、って呟いてしまう。ぜひ、中年男性は読んでほしい。
福本先生の真骨頂とも言える漫画。ギャンブル漫画だけじゃない、40代独身男性の哀愁を描いた名作。ただ、この日本で毎日一生懸命働いて日々を過ごす人には気づかないかもしれない深層心理。
相変わらず絵は下手だけど、そこも味があっていいかも。
絵があまり好みではないし、途中で読むのやめるかな~と思いましたが、作品にどんどん引き込まれていきました。
絵は驚きの低レベルですが、なんだか面白くてつい読み進めてしまいます。
就寝前にもゆる~く読める手軽なマンガですね。
最後の暴走族とのバトルで黒沢のセリフに感動しました。
人生逃げずに立ち向かって行かなきゃと勇気の出てくる漫画でした。
社会人のリアルな心理を含んだ福本作品を代表する作品の一つ
時代が違えばアニメ化は間違いない作品で、むしろ今からでも遅くないと思うものです。
自分と似たような境遇でした。最近には無いマンガです!