貴人パパが処刑され絶命する場面。
“開いたままの瞳孔の中に真っ青な空が放り込まれた
「死ぬのが悲しいのではなくただ自分のいないこの世界がこんなにも青いという事実が限りなく切なくて悲しい」
「青い なんて青い空なんだ…」”
the end.
悪役の終わりの場面ではあるけれど、なんとも切ない、グッとくるシーンだと思った。
どうしてこんな表現ができるんだろう。作者は処刑されかけたことがあるんか?それでこの景色を見たんか?と思ったほど笑
なんだかんだで善悪二元論ではなく、どの登場人物にも背景があることをしっかり描いている骨太な作品。完全なる悪女キャラであるはずの貴人にもやっぱり同情してしまう。今後どうなるのだろうか。
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