荒木先生の思い付きで
編集部が『スピンオフ・外伝は絶対禁止』という禁止令を出した中で、最初こそ露伴先生が出てこない懺悔室のお話も描いたらしいですね。
そのままだとなにも匂い立ってこないと感じ解説役として登場させるに至り、短編執筆の依頼に関する制約を反故にしなければ「動かない」シリーズは描かなかったとも言い切る位には思い入れのある作品との事です。
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編集部が『スピンオフ・外伝は絶対禁止』という禁止令を出した中で、最初こそ露伴先生が出てこない懺悔室のお話も描いたらしいですね。
そのままだとなにも匂い立ってこないと感じ解説役として登場させるに至り、短編執筆の依頼に関する制約を反故にしなければ「動かない」シリーズは描かなかったとも言い切る位には思い入れのある作品との事です。
まさかカラーで、みせてくれるなんて幸せです。モノクロみたらやっぱりカラーの良さがわかるかも。無料試し読みができて嬉しい。全話がながいので課金していいものかまよいます。イラストは他にはない雰囲気とおもいます。やっぱり漫画の世界観は唯一無二です
ジョジョの作風と世界観が短編としてよくおと仕込まれているなと感じます。面白い作品でとてもおすすめです。
露伴先生のカラー版があるだなんて!最高!!
白黒よりもより一層の世界観が見えて、惹き込まれる感じが圧倒的!
エピソード#16 懺悔室(3)
露伴先生の見聞録がこの短編集であり、相変わらずわがままでエゴイストな彼だからこそこの懺悔室における罪の「告白」も全てがつまびらかになったのだと感じます。
これから先はネタバレですが、自堕落なせいで浮×者になった男が自分の死に関与した青年を祟り殺そうとする話です。
結果論ですが復讐のためとはいえ幸福の絶頂から突き落とす事を目的としてあれほどの財を得させた事を考えると、あの東洋人は死にたくなければ死に物狂いで稼げは少なく見積もってもトウモロコシを使ったおかしやコーンフレークでそれこそ脱落なんてしないでいられたのだと思います。
自身の体たらくを棚に上げて逆恨みをした事で、殺×と裏切りと恨みにまで至ったのが今回のエピソードです。
そして何よりも漫画では難しい叙述トリック(小説ならば文字で誤認させられ、映像ならばリアルタイムで情報を紛れ込ませられる)を描いた事により、冒頭の『実際に この耳で聞いた』という状況にリアリティを持たせていると思います。
これ以上の詳細はまだ読んでいない方々にとっては本当に蛇足な私見なので割愛しますが、荒木先生は前向きな悪人を描くのが本当に上手いと言わざるおえない物語でした。
by 名乗らない方さん
5.0