5.0
作者さん買い正解
1~9話と、それ以降は別のお話です。どちらの話もタイトルを現しています。
ネタバレは必要なく、どちらもとても心に沁みるんです。この作者さんのお話、本当に良い!
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1~9話と、それ以降は別のお話です。どちらの話もタイトルを現しています。
ネタバレは必要なく、どちらもとても心に沁みるんです。この作者さんのお話、本当に良い!
プレイで柴村の気持ちを試していた丸山。
柴村の真っ直ぐさに、全てを曝け出し受け入れて貰いたいと、自分の弱さに正直になれた。
心の奥の深いところに向き合えたのかな。
二人で幸せになっていく、そんな続きがあったらいいな。
仕事が出来て何でもスマートな憧れの上司の丸山と、真っ直ぐで不器用な新人の柴村。
丸山の表の顔と裏の顔の違いや母親との確執など丁寧に描かれていて、相手がどこまで受け入れてくれるのかボーダーラインを測っているのとか少し分かる気がしました。
10〜14話の『街角のプロローグ』はイタリア人っぽくないロベルトと、語学留学に来ている日本人のユースケの話。
最後にキスシーンのみでしたが、話的にはこちらの方が好きな展開でした。
15話の描き下ろしは丸山と柴村のその後の話。柴村の愛が垣間見えました。
最初の話しは課長の哀しい過去が牽引しているのか少し恐さがある裏の顔が不気味でした。でもそれを理解して側にいる事を選んだ関係にホッとして応援したくなりました。2話目も冷たくてクールな印象のイタリア人が一生懸命な日本人に惹かれていく様子がとても好きです。ホントに2話共ステキです。
心を揺さぶられる作品を描く作家さんだなと
すごく思った。
本作の後、短編も入っていて
その作品もまだ恋が始まる前の心情が
丁寧に描かれていてとても良かった。
本作の方も、1人1人の性格や生い立ち等
描かれているのでリアルでよりリアルに
入り込めて泣けました。
最後に溶けるほどの愛にいつまでも
浸からせてあげたいって強く思いました。
終始不穏な空気感で、痛々しい。
最初は受けがひたすら可愛そうだったけど、なんで攻めがこんなに冷淡なのかの理由が分かってからはふたりとも痛々しくて。
書き下ろしで少し落ち着きます。
表紙の絵が好きな感じだったので読み始めましたが、テンポもよく面白そうなので読み進めていきたいと思いました。
なんだかとっても、切なくなった。
仕事も出来て、ルックスも良い課長。
明るくて、優しい新入社員。
でもふたり共、心に傷を抱えていて・・
結ばれたのに、まだまだ読んでいて不安になる。
最後の描き下ろしあって良かった~。
無かったら、不安だけで終わる。