主人公・くるみがいたのは
世の中の情報が遮断されて
小さなせまい世界だったかもしれない。
でも、くるみにとっては大切な日常だった。
大好きな友達がいたこと、
笑った時間や語る夢があったこと。
くるみにとってはあたりまえの日々。
それなのに
目が覚めるまでの間に一体何があったのか?
そもそも
くるみたちは何者なのか。
外の世界との関係は何だったのか。
知りたいことの大半はナゾに包まれてます。
そしてナゾに包まれた世界で
物語は、くるみ視点で話が進みます。
読む側にとっては
くるみの行動範囲内で
得た情報しかほぼ分からない。
真相を知るには
くるみが動くしかない。
だから
頑張れ、くるみ!と
カゲながら応援して読んでしまいます。
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5.0