5.0
青鹿毛スバル先生の絵が素晴らしく、ストーリーとぴったり。お互いに傷を負ったイザベルとロイスが、信頼関係と愛情を、ゆっくりと育んでいく過程が描かれてるいます。最初のシーンとラストのシーンで、日常にこそ幸せがあるのだと気がつかせてくれました。
by
みれい(*☻-☻*)
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青鹿毛スバル先生の絵が素晴らしく、ストーリーとぴったり。お互いに傷を負ったイザベルとロイスが、信頼関係と愛情を、ゆっくりと育んでいく過程が描かれてるいます。最初のシーンとラストのシーンで、日常にこそ幸せがあるのだと気がつかせてくれました。
絵が話に合ってると思えました。
事故で怪我をし、記憶を無くしていたイザベラ。
イザベラを助けたロイス。
それぞれのツラい過去もあったけど、心温まるハッピーエンドでした。
絵の印象もあったからかな。。。
切ない系のハーレクイン。個人的にアップテンポの楽しい話が好きなので、好み違いでしたがこれはこれで素敵なお話でした。元夫はもう少し罰が降ってほしかったかな。兄の件では逃げ勝ち?けど、戦争を回避するにはこれしかなかったのか。たとえ新しい妻を迎えても今後も子供はできそうにないけど、新妻に対して同じことが繰り返されそうでスッキリはしなかった。
主役2人の幸せそうな顔にはほっこりしました。
ロイスは、本当に心優しい男性。
自分の所為で、不幸にしてしまった妹にイザベルを重ねて、穏やかな環境を作って、事有る毎に怯えたり、悪夢に魘されたりする彼女を丁度良い距離感で包んで。
卿も、その奥方も、治療師の女性、修道院院長、皆優しい人。
ロイスから離れて、イザベル自身も気付かない内に不安と淋しさと孤独感に苛まれ、夜は悪夢に魘され、徐々に心身共に疲弊して…。
ロイスが、本当に誠実な男性だったから、イザベルは心から救われたのね。
本当に優しいお話でした。