5.0
生き方を考える
タイトルは「女性の死に方」ですが、死に方から生き方を考える話だと思います。
分娩中、老老介護、孤独死、貧困、美容整形、DVなど様々な事象から引き起こされる死については自分の生活を考えさせられました。
イラストは優しいタッチで、話も大きな波がなく進んでいくので、読み手側からすれば登場人物の気持ちに大きく引きずられずに読めたのはありがたかったです。
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タイトルは「女性の死に方」ですが、死に方から生き方を考える話だと思います。
分娩中、老老介護、孤独死、貧困、美容整形、DVなど様々な事象から引き起こされる死については自分の生活を考えさせられました。
イラストは優しいタッチで、話も大きな波がなく進んでいくので、読み手側からすれば登場人物の気持ちに大きく引きずられずに読めたのはありがたかったです。
気付いたら全部読みきっていました。
法医学のお仕事をしている方はやりきれない状況に遭遇することばかりなんでしょうね。
色々ありますが、病死だろうと老衰だろうと家族(ペットも)に看取られて死ぬことは幸せなことなんだろうなあと漠然と感じました。
亡くなったとき、誰か一人でも悲しんでくれるというのが生きていた意味なのかなあ。
他の方も書いていましたが、出産中に亡くなった女性と赤ちゃんについては読んでいて例えようのない感覚でした。稀に起こりうるケース。起きないで欲しかったです。
なぜ女性の死に方なのか、と疑問を持ちながら読みました。そしてできたら自分はこのように死にたくないな、という症例もあれば、他の方が書いてるように、もしかしたら自分もこうして死ぬのかもしれない、と大変勉強になる作品でした。
死に方って選べないけど、こうなるかもしれないって思うと考えさせられます。いつ死ぬかわからないからできることはないかもしれないけれど、それでもできる何かはしたいです。
女性の方はぜひ全て読んでみてほしい!
まわりからどんなに健康そうに見えていても、自分では気付いていなくても命を脅かすほどの病が身体を蝕んでいることがある。とてもとても怖いです。読めば読むほど無駄に心配してしまいます…。でも知ったからこそ気を付けられる部分もたくさんあります。読んで損は無いです。解剖の話なので勿論そこも描かれますが、とてもシンプルな線で描かれているので、グロいのが無理な人でも読みやすいと思います。自分はグロで気絶寸前までいくのですが、こちらの作品は大丈夫でした。
今でこそお産をしても当たり前に母子共に健康で問題なく退院できる時代。。
ちょうど1週間前、娘が帝王切開で女の子を出産しました。
2年前に男の子の双子を帝王切開で出産したので
娘も様子が分かっていて私達より心構えが出来ているようでした。
ただ出産前の検診時から羊水が多めだと言われていて産後看護師さんから
出血が通常より多かったが今は特に心配ない
と連絡をもらった時は腰が抜けそうでした。
手厚い看護と最新医学に守られ娘も孫も元気で退院出来そうです。
この漫画を読んで母子共に健康で何事もなく元気で退院出来る奇跡と幸せを心に深く刻みたいと思います。
良いお話をありがとうございました。
あまり表に出てはこない、思いもよらない形で命をおとしてしまう女性たちのおはなし。楽しい話ではないから、体調の良い時、こういう話を、一つの現実として知っておいてもいいかもしれない…そんな風に思える、自分に余裕のある時ならいいかも。絵のタッチが可愛らしいから、あまり深刻にならずに済むかな…。リアルに描かれると、ドキュメンタリーチックになってしまうけど、そういう意味では、ストーリー、絵のタッチのバランスが良いかな。健康で生きていられることに、感謝する気持ちになりましたね、私は…。
広告で興味が出て読みました。女性特有の死因や、え!こんなことが死因なの?と知らなかった事ばかりでした。特に妊婦さんの死因。そんな事あるなんて健診でも母親学級でも聞いたことがない内容でした。やはり出産に手厚くなってきているとは言え、命懸けなのは昔から変わらない事なんだなーと思いました。自分、4人産んで何事もなく出産出来たのは凄いことなんだなーと今更ながら思いました。内容は短いかも知れないけど、へーっと思うことがあるので読んでみていいと思いました。
思わず一気読みしてしまいました。
法医学って馴染みなかったけど、亡くなられた方のことをわかってあげることができる最後の手段なんですね。そしてそれがいま生きてる人の役に立つ事もある…悲しいけど、生きてる私たちが目を背けてはいけない事もたくさんあるんだと思いました。とても考えさせられたな…
内容が常に誰かの死があって重いけど、漫画のタッチや登場人物のおかげで、苦痛になることなく読めます。
女性の死に方というタイトルを見て、なぜ女性限定なんだろうと思い見てみました。
タイトル通り色んな女性の死に方の話ですが、やはり自分で自覚せずにいきなり亡くなることも多くあるということ、自分は大丈夫だと思っていても、いつ誰に起きるか分からないこと、もしかしたら私の身にも起こるかもしれないことを考えました。
それから、解剖って凄いですよね。目で見た情報での死因とは全く違う事実を知ることができるんだから。解剖の凄さも知ることが出来ました。
昔住んでたとこのお向かいに、ご近所のおばあちゃんがバスタブの中でお亡くなりになっていたことを思い出しました。いつもお元気なおばあちゃんでした。同じ敷地内ですが、家は別々で隣には息子さん夫婦が住んでらして。おばあちゃんが朝起きて来ないのをおかしいなと思って、息子さんのお嫁さんが家に入り様子を見に行って、お風呂で発見とのことでした。
ご親戚の方からお嫁さんは責められいて、、本当にかわいそうだったし、お嫁さんも「私がもっと見ていれば」と泣いてらして、、
その事を作品を読んで思い出し、いろいろ考えさせられました。ありがとうございました。