忠犬(狼)白嶺?愛の物語
DUO BRAND.先生の作品には、異国風や歴史風のものが多く、その作風は、他に類を見ない流麗さを備えていて、大好きです。今作のヒロインことねは、どこまでも慈愛深く、そして、ヒーロー白嶺さまは、ひたすら一途。ずうっと、ずっと応援し続けたいと思わせてくれる二人でした。
ただ、その二人を上回る魅力を放っているのが、十二支由来の御使いたち。とにかくこの子たちが、かっわいいのです。「ひめさま」「あるじさま」と、小さな体で(ただし、能力値は高い!)一生懸命仕えてくれる姿の、何と愛おしいことか…話す言葉の丸っこい字体も、御使いたちの雰囲気にぴったりです。この子たちを眺めるだけでも、この作品を読む価値ありですよ。時空を超えて結ばれたことねと白嶺の物語、間違いなく星5でお勧めです。
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5.0