【ネタバレあり】発情する運命～エリートαの理性が限界～のレビューと感想

絵が綺麗です。

絵が綺麗な作家さんで読みました。

αとβとΩの3種類の人間がいて
ほとんどの人がβ。
ヒロインは稀なΩの人間。
そのΩは自分のフェロモンを抑えることが出来ず、急に発情してしまうことも。その発情を抑える為の緊急薬も持っているけれど、薬を飲んでも抑えることができない場合あり。
その時は性的満足を得ないと抑える手段が他ない。
そしてαの人間はΩのフェロモンに反応してしまい発情してしまう。
βの人間は何もないみたい。
Ωの人間は社会で非常に生きにくい存在というすごい設定。

ある日ヒロインは一流企業に就職が決まり、初日に沢山の人間が集まる中急に発情してしまうことになる。
αの人間の中から逃れようと助けられた男の人に発情を止めてもらう為に性的欲求を満たして貰うことに。
これからこの男性はαなのかβなのかどういう人なのか、
この2人はどうなっていくのか、
っていうストーリーです。
Ωの実態についてもわかってくるのかと思います。

ちょっと非現実的過ぎるぶっ飛んだ設定になりますが、エロが好きな方は楽しめるかと。

でもちょっと1話1話が短いと感じるのは気のせいなのかな〜

本当に好き！！

俺様系の話はそれはそれで好きだけど、この漫画は2人の関係性が本当に良い！

すみれちゃんが橘さんの事誘ったり、橘さんもすみれちゃんの意志を確認してからエッチしたり、ちゃんとゴムしてたり…（マジシャンみたいでもはやギャグだけど笑）
2人の関係が対等の、レアなTL！

この漫画みたいに女子を蔑ろにしないけどキュンキュンする漫画がもっと増えたら良いなぁ。

そして、ふたりの敬語はいつ取れるんだろう。
タメ口がポロッと出る瞬間とかもキュンキュンしちゃいそう。
今後も楽しみ！！

紳士な橘さんが素敵すぎて悶絶！普通のαでもΩに尋常じゃないくらい発情しちゃうのに運命のΩならない尚更。でもすっごい精神力で乗り切ってる。作中でも大事にされまくってるのわかるけど橘さんの愛情の深さを感じる。理性が吹っ飛ぶくらいのはずなのに堪えて堪えて。溺愛なんでしょうね。あー、早く番になって欲しい！表紙の橘さんより作中の橘さんの方のイケメン率格段に上！

Ωやαやβの設定って私が知らないだけかもしれませんが、ここ数年でめっちゃ増えたと思います。
個人的に、こういうのって好きじゃないんです。Ωαβ？はぁ？という気持ちでした。単にそのような話に私が惹かれる話が無かったからかもしれませんが。

こちらの作品は何故か惹かれるんですね。橘さんがαで、Ωだけが下にみられるのが許せなく、発情したΩを襲うαも同じ部類?だと思ってるからでしょうか？？橘さんの誠実さ、主人公すみれの純粋さ、すみれの幼なじみのリク、と主な登場人物に嫌な奴が出てこないので安心しながらも、橘さんとすみれの関係にドキドキしながら読んでる自分がいます。
最新話、橘さんの兄が出てきて２人を引き離そうとしますが、運命の番の２人を引き離すことが出来るのでしょうか？
何気に、すみれの上司の鬼頭係長と人事部の出世さんが好きな私です。

私の様に、Ωαβ等の話が苦手な人も絵が綺麗だし、橘さんの溺愛葛藤等も見物だと思うし、オススメしたい作品です！！

一気に読んでしまいました

広告で何度か表示されていたのですが、ついに読んでしまい、そのまま一気に読んでしまいました。
Ωとかαとかいう話はあまり好きではなかったんですが、りょうじさんの人柄にハマってしまいましたー！

純愛？(^^)

最初の方からエロシーンがけっこう過激だったので読み進めるとどうなるのかな(°▽°)と思いましたが、まさかの純愛ものだとわ(笑)橘さんがめっちゃ良い！性格もいいイケメンでエロテクも持ち合わせてるなんて！遊んでる感じでもないしどこで覚えたの？と疑問に思いますが、そこは本能のαがそうさせているのか(^^)v主人公の豊原さんは目立たない女子な感じですが、感情が豊かで素直さが素敵です。とにかくエッチなところの描写がすごく良いので、好きな方はぜひ読んでほしい作品です。同じ会社の女子社員の策略が嫌だけど乗り越えてほしいな～

オメガバースは無理かも…

絵がキレイだし高評価なので読んでみたけどオメガバースという
設定が無理なのかもしれない…。
αとΩは運命の番で、好きでも嫌いでもくっつくのが前提なところが
恋愛のドキドキ感を低くさせてるような気がする。
ヒロインは所構わず発情してヒーローにイカされ…の繰り返しで、
助けてもらったからとはいえ、発情したからなのか、番だからなのか、恋するドキドキでなのかよく分からない感じでお互い好きとか言ってるように見えて、恋愛してるように見えない。

ヒーローは落ち着いた感じでイケメンで絵もカッコいいんだけど
ヒロインが地味で顔も可愛くなくて、なんか不釣り合いに見えてしまうのが残念。
ヒロイン自身に魅力がないから、αとΩだから惹かれあっただけに見えてしまう。まぁ、タイトルがそうなんだけど…。
体の繋がりばかりで、それぞれの心情が描かれていないのも入り込めない原因かな。

オメガバースを知らない人にも読んでもらおうと、毎回オメガバースについての説明、設定の詳細、
人物像の紹介を別枠でされてるけど…
そんなの漫画の中で描きながら登場人物などに会話などで説明すればいい。
漫画を書く上での資料かもだけど読者には必要ない。
作者の力量不足と感じてしまう。
それによって一話が短くなっているので、そんな説明を毎回描くより話を進めてほしいとイライラしてくる。

すごく良いです！

オメガバースの属性は、架空でありながらも、社会の普遍的な偏見や差別にも通じていて、繊細な部分をよく描けている作品だと思います。
恋愛においての些細な行き違いも、オメガバースでなくても起こり得ることを丁寧な描写で追っていてストーリーも引き込まれますが、やっぱりエロのシーンが秀逸ですね。
それにしても、何においても完璧な橘さん、最初のリムジンでも、部屋付きの露天風呂でも瞬時にゴムを取り出せるのは、、、本来ならちょっと怖いですが、それさえもスマートに見えてしまうくらい素敵です。

これ以上のオメガバース作品はない

オメガバースのコミックス一杯読んだけど、これほど素晴らしいものがありませんでした!
とにかく丁寧に時間かけて、導線をあっちこっち入れて手が込んでいるストーリーです。作者さんの気持ちや熱意に脱帽です。
オメガバースについて予備知識なくてもあっても気持ちよく読めるし、何より少しずつ、主人公たちそれそれの目線から話しかけてくるアプローチがうまいです。
オメガバースの話でありがちのは、すぐに番してしまい、首を噛んでしまって、はい終わりというパータンだが、この作品は違いのです。
差別に関する考え方、身分の違う恋愛、それから人々のそれぞれの思いが深く絡み合って、うまく表現できています。
何人か憎まれ役はいるものの、それぞれの考え方も中立的に説明し、本当に学ぶことの多い作品だと思います。
さて、いよいよ橘さんに両親に会う!～私まで緊張です。そして、間もなく来そうな番化も楽しみでしょうがない!

オメガバースの漫画って現実味がなくて敬遠してたけど、この漫画は絵が綺麗なのと「オメガバースの世界へ」って丁寧に解説もしてるから何か読んでしまった。
作者によっていろんな設定があるらしいオメガバースの世界観だけど、小学生で検査するとことかはまじかーって笑えた。
いちいちフェロモン振り撒いて発情してたら生きてけないでしょとツッコミどころは満載だけど、運命の人と心まで繋がるストーリーについつい続きが気になって読んでしまう。