5.0
大人バレエの真っ最中でございます。
あぁこんなキレイな世界が。漫画で見ることが出来るなんて。動きが止まって眺めていられるなんて。
踊りを軸にしながらも、とりまく人権模様が面白いです。
先生という立場の方たちの、ふるまいや立ち姿。
変に納得してしまいました。
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大人バレエの真っ最中でございます。
あぁこんなキレイな世界が。漫画で見ることが出来るなんて。動きが止まって眺めていられるなんて。
踊りを軸にしながらも、とりまく人権模様が面白いです。
先生という立場の方たちの、ふるまいや立ち姿。
変に納得してしまいました。
主人公は庶民派で旬を過ぎた落ち目のバレリーナ。でも、旬って何? その人の一番いい時って年齢なの!? といつも思います。女性らしさがある大人のバレリーナ、素敵です。
主人公の鯛子は挫折した遅咲きのバレリーナ
庶民的で芸術家っぽい繊細なヒロイン像とは違うけど、そこが共感しやすいしどんどん才能を開花させてくストーリーは快感!
描写が美しくて好き。主人公の葛藤とか夢の追いかけ方とか、考えがぶれぶれな時もあるけど、それもリアルでいいのかも。
ヒロインの鯛子はバレエ漫画のヒロインぽくない所が良い!良い意味で庶民感覚で、家族もいい味だしてる。皆口は悪いけど相手を思いやる事ができる人たち。鯛子が挫折を味わってから長く迷走する初期も、羽ばたくための助走期間。後半はライバル達と丁々発止と競い会うようになるけど、私は前半の方が好きかも。珍しく。
大好きな槇村先生の大好きなバレエのお話
バレエのストーリーがわからない人も
これを読むと少しだけ分かります
ジゼルのミルタ私も好き!黒鳥の方がみんな憧れる
バレエあるあるです
漫画の中ではけっこう好きなお話です。
主人公はちょっと落ち目にあるバレエダンサーのたいちゃん。そんな彼女が世界的に有名なバレエダンサーの三上君と出会い、セカイへ羽ばたいてくお話。最後が駆け足ぎみで残念でした。
ちょっとガサツな主人公、鯛子。次々と現れるライバルたちがおもしろい。鯛子は正統派プリマドンナではないのよねー。正統派のライバルたちはどこか病んでる部分があり、それがいい!
槇村先生の作品はダンシング・ゼネレーションから見てるんですが…今回はどうも主人公の言動が行き当たりばったり。
現実でフォッシーというブロードウェイミュージカルの日本公演があると、バレエダンサーの主人公がモダンダンスをめざしたり。
その後レニングラード王立バレエが日本公演したら、あっさりバレエに戻ったり。
喧嘩していた彼氏が舞台の上でプロポーズするのも、フィギアで氷上プロポーズがニュースになった直後でしたね。
槇村先生が感銘を受けたんだろうなぁ…それをそのまま描いたのだろうかなぁ…と想像してしまいます。
当然主人公の言動に一貫性がなく「え?あのエピソードはどうなったの?」ってなります。
ヒロインのライバルが何人も出てきますが、ライバルのトラウマをほじくる→ライバルが自滅する→主人公が良い役を貰う→次第に大きな舞台に立つのループです。
主人公が魅力的には思えず、自分の躍りへの想いを人にも強要するイターイ人に見えました。
別の媒体で最終話まで読みましたが、どうにも煮え切らない思いです。