5.0
歴史好きにはたまらない
こんなにかわいいキレイな絵で詳しすぎる歴史の内容がすごいです。ストーリーが読んでて面白いし、勉強になります。
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こんなにかわいいキレイな絵で詳しすぎる歴史の内容がすごいです。ストーリーが読んでて面白いし、勉強になります。
フランス革命の頃のお話はよく見かけますが、この視点のお話は珍しいのでは?と思いました。デュバリー夫人好きです。
かのベルばらにもちょこっと登場した、マリーアントワネットお抱え服飾デザイナー、ベルタン嬢の一代記。
作画が可愛く、ドレスのデザインがうっとりするほど素敵なだけじゃない、当時の繊維の相場やドレスコード、細かいマナーの類いまでしっかり調べてストーリーに活かされてるのが素晴らしい。当時の地位の低かったお針子の立場からどんな風にベルタンが立身出世していったのか、お仕事ものとしても歴史ものとしても、凄く説得力があります。
女性が一人で身を立てるのが困難だった時代、生涯独身の身で王妃のドレスデザイナーにまで登り詰めた……というだけでただ者じゃない事が分かるベルタン嬢が、負けん気も努力家な面も、そして等身大の女性としても魅力的に描かれてるのが良い。ベルタン以外にも、後のデュバリー夫人となるお針子時代のジャンヌ・ベキュー、服飾店の同僚やマダム、シャルトル公の婚約者パンティエーブル嬢など、登場する女性達にそれぞれの違った魅力とドラマがあるのもいい。一話目のララお嬢様みたいな嫌ーな女も居るけど!何をやっても「女」の一言で一纏めにされてきた女性達に向けられる(今でも居ますけどね、すぐ「これだから女は」とか言う人)、作者さんの温かな視点を感じます。
みやのはる先生の「ラ・マキユーズ」にも登場した、髪結い師レオナールとの関係も気になるところ。史実ではベルタン嬢は独身だったそうだし、今のところ恋愛には到ってない感じだけど、この二人はどうなっていくのかな。史実とは違って恋愛展開になったら、当時のヴィダルサスーンとシャネルがカップルみたいな感じだよねこれ(笑)
冒頭のコンシェルジュリー牢獄のアントワネットに、命がけでスカーフを届ける場面にどう繋がっていくのか……楽しみに追いかけていきたいです。
おもしろい
どんどんのし上がっていくのがたまりません。
そしてついにはマリーにあうのですね、
いろいろ調べたくなりました。
この時代背景の中で一人の人間として強く果敢に自身の人生を切り開いていくベルタンの姿に励まされながら読んでいます。
きれいなドレスを見るのが好きなので、依頼者の物語に合ったどんなドレスが出来上がるのか楽しみに読みました。
実力でのし上がっていく主人公が頼もしく、活躍が楽しみな漫画でした。
今も昔も、女性が働くのは大変ですね。
時代考証がきちんとしていて、違和感を感じず読めました。
ちょっとフランス語を覚えたい人にもいいかも知れません。
これからも、読んでいきたいです。
めっちゃ格好良い!主人公はもちろん彼女を取り巻く女性達がそれぞれ格好良い!久しぶりに骨のある女たちの話に出会えて大満足。
ポイントがあれば、続きを読みたいというか、無料が増えてくれれば、間違いなく、また読みたい作品ですが…。
強い女性、憧れます。仕事もできて、冷静で。仕立てる服も華やかで読んでいて飽きないです。当時の歴史も分かって素敵過ぎます。