5.0
続きが気になる
主人公が中学時代の同級生男子から好かれたりと読んでいて胸がキュンとなりました。
顔貌喪失の男性教諭にその先生に恋する先生が登場。主人公はどちらを選ぶのか楽しみです。
私はこの漫画で大田母斑や顔貌喪失について知る事が出来ました。漫画でマイノリティがあるキャラを取り上げるのは意義があると思います。
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主人公が中学時代の同級生男子から好かれたりと読んでいて胸がキュンとなりました。
顔貌喪失の男性教諭にその先生に恋する先生が登場。主人公はどちらを選ぶのか楽しみです。
私はこの漫画で大田母斑や顔貌喪失について知る事が出来ました。漫画でマイノリティがあるキャラを取り上げるのは意義があると思います。
太田母斑の主人公が出てくる作品を、漫画では初めて読みました。取り扱いの難しいテーマでありながら、何だか心がほんのり優しく暖まる作品です。(なお、同様の主人公が出てくる作品は小説では曽野綾子の『極北の光』があります。こちらも大変良い作品なので興味がお有りでしたら是非読んでみて下さい)
主人公の名前が瑠璃子、というところからハート鷲掴みされてます。ご両親が名前に込めた想いが伝わってきますし、主人公も(一見)屈託のない、愛らしい今どきの女子高生。しかし、容貌失認の新任男性教師との出会いで改めて自分の顏の痣を再認識させられ、取り乱しますが、むしろそれは自身のコンプレックスだったはずの痣が、彼女自身の「オーラ」として彼には認識されていると知り、心が動かされて…、というストーリー。まだまだ読んでいる途中ですが、この作品の内容は決して他人事ではなく、当事者と保護者、取り巻く人間関係、様々な視点で考えさせられるものがあります。
今後もじっくり味わいながらこの作品を読んでいきたいと思います。
レビューみて驚きました。
障害のある人は、治せるものなら治せ、化粧で隠せ、名前も瑠璃子はないだろう、と言いたい放題。
瑠璃子、いい名前です。
美姫と名付けて、ブスに育ったら改名しますか?
隼と名付けてノロマな運動音痴だった改名しますか?
私もコンプレックスくらいあります。
でもその名に相応しくあれるように、せめて出来ることは頑張れるように頑張っています。
できないものは出来ないの。
出来るひとに手伝ってもらったっていいの。
低評価つけている人は、どれだけ素晴らしい人間なんでしょうかね??
コンプレックスって人それぞれだけど、思春期の女の子のアザって、わかりやすくデリケートな問題。あるいは教師の相貌失認もまた、職業と自分との関わり方を根本的に考えさせられる。完璧なヒトなどいないという言葉すらキレイ事に聞こえることもある。
生きていく以上は、そうした一見マイナスの要素に付き合っていかねばならない現実は、本を閉じてもスマホをオフにしても続いていく。形は違えど、私もコンプレックスの壁が立ちはだかっていた時期に読んだので、非常に共感できたし、2人には自分を極力肯定する形で納得の行くラストを迎えてほしいと思う。
絵がまずとても綺麗で、ストーリーも惹き込まれます。太田母斑や相貌失認は知ってはいましたが、取り扱った漫画を初めて読みました。高校生の時からの友人に太田母斑がありました。ちょうど彼女はレーザー治療を受けている時に出会いました。治療はとても痛いし、費用がすごくかかると言っていたのが強烈に記憶に残っています。今はとてもキレイに治られています。友人は小さい頃に治療するべきだったと言っていました。主人公にも色んな理由や想いがあって、治療もカバーメイクもしていないのだろなぁ。母親がアザがあってもキレイと言っているのも関係してるのかな?治療やカバーメイクをしたら母親を暗に責めているような気持ちになったり?自分自身もアザがあっても内面の美しさは変わらないから、それを肯定したかったり?分からないけど、女性に多いとのことで、しかも顔。痛みの少ない治療法ができたらいいのにと願ってやみません。相貌失認も本当に考えただけで恐ろしい病気だと思いました。色んな人に読んでもらいたい漫画です。
素敵なお話です。
自分が経験しないとわからない辛さですよね?
私は聴力が極めて低く、ギリギリ日常こなせるくらいですが、
回りには言いたくなく隠して生活してきました。
ただどうしても気がつかれることがありましたが、気がついてくれる人は優しい方、、
シカトかよ?!みたいな扱いも多々ありました。
(わたしも悪い)
20こえてから回りにちゃんと事情を話せるようになりました
一度言われた
障害者って言葉がなんか辛かったんですよね
みんな頑張ってるのに
そういうの言う人は心に障害があるような
神田先生がかっこいいです。顔も格好いいですが、誠実で落ち着いた性格も素敵です。
瑠璃子は生まれつきのアザがありながら前向きな明るい女の子。現実にこんな女の子いたら素敵だなー、応援したくなるなっていう感じです。
コンプレックスをもつもの同士、痛みがわかるし、立ち向かう姿や励ましにに勇気をもらってお互い惹かれていくのかなと感じました。
瑠璃子と先生が結ばれてほしい。
とてもデリケートであったり難しい設定だと思うのですが、押し付けがましくなくサラッと描かれているので、それがむしろ心に響いてきます。
誰しもコンプレックスを抱えているものだと思いますし、悩みながらも前を向いてるヒロインは素敵です。神田先生もヒロインと同じで、前を向いて生きていて魅力的で大好きです。
ヒロインの恋心の行方が気になりますし、表情豊かな2人をずっと見ていたいです。
人の顔を区別できない病気があることは知っていましたが、そのような内容を取り入れた漫画は初めて見ました。はじめは女子高生のコンプレックスとの戦いの話しかな?と思いましたが、徐々に話しが深くなってきました。もしかしたら恋愛漫画なのかな?とか色々勘ぐって読んでいます。コンプレックスやトラウマは誰にでもあると思うし、いろんな角度から共感できるのではないかなと思います。
テーマがなかなかデリケートなだけに、作者さんも出版社も内容を相当検討したのでは?
手帳を交付されるほどではないけれど、生まれ持った'他人と違うもの'のために悩んだり傷ついたりしてきた瑠璃子と神田先生。ふたりが出会って交流する中で自分への向き合い方を見つけていくプロセスの描写がとても良いです。ふたりは根っこのところで似ているのかも。だからお互いに放っておけないのかなぁと思います。
それにしても瑠璃子の成長には驚きです!神田先生だけでなく白河先生にまで気付きを与えてしまうなんて、とても高校生には思えません。
瑠璃子と神田先生関係性がどう変化して行くのか、これからの展開が気になって仕方ないです。最後まで読みたくなります。
瑠璃子の'他人と違うもの'を中心に様々な意見が出ているようです。どれが正しいなんてないのかもしれません。読者みんながいろいろな意見を出して議論を深めることに意義があるんじゃないかなと思います。作者さんの真意もそこにあるのかもしれません…