5.0
この作家さんは、透き通りそうなありのままの人のまっすぐな思いとか、その思いの大事さとか、胸を締め付けられるような切なさを知っているんだろうなと思う。登場人物の心が使い回しの表現じゃなくて、それはもう痛いくらい無骨に表現されているから、私たち読者も感情移入できる。
長編ももちろん好きで昔から何回も読み返していますが、短編もどれも胸に刺さります。人を好きになりたくなる。心を動かしたくなる。たんぽぽと天文台は大泣きしました。
これからも素敵な作品を読ませてください。
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