5.0
全て持っているのに不幸
ヒロインのナタリーは裕福な生まれで、美人で、才能もあって全てを持っているのにたった一つの希望、
初恋のフランシスだけが手に入らない。
彼が亡くなってからも彼の子供を引き取り、身代わりのように愛していく。
個人的には他の人を愛せたら十分幸せになれたと思うのに、
いつまでも初恋を忘れられず不幸を繰り返します。
人生は砂の城、という教訓が深いです。
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ヒロインのナタリーは裕福な生まれで、美人で、才能もあって全てを持っているのにたった一つの希望、
初恋のフランシスだけが手に入らない。
彼が亡くなってからも彼の子供を引き取り、身代わりのように愛していく。
個人的には他の人を愛せたら十分幸せになれたと思うのに、
いつまでも初恋を忘れられず不幸を繰り返します。
人生は砂の城、という教訓が深いです。
純愛悲恋ものです。
親世代の少女マンガの王道のように見えて
子ども向けでここまで悲劇って珍しいのでは?と思うほど悲しい話ですが、
余計なことを考えない子どもの多感な時期にこれを読むからこそ揺さぶられるのかなぁーと思ったり。
始めにナタリーがこれでもかというくらい悲しい思いをするのが可哀想ですね。
ただ、亡くなった恋人の息子を無理矢理名前を変えて育て、最初はなかなか愛せずに泣かせてしまうのがエゴじゃないかと思ってしまいます。
最後ナタリーはどうして亡くなってしまったのか謎のままです。
かなり重い話で読み終わった後暗い気持ちになってしまうので、何度も読みたいとは思わないですね。
絵もストーリーも重厚で、これを『りぼん』で連載していたのかと改めてびっくり。
小さい頃一部分読んでいたのですが当時は全く意味不明で、こう言うストーリーだったのか!と。
ナタリーとフランシスが主人公ではありながら、全ての登場人物の設定もしっかりしており、寄宿舎の少年たちも全員主人公で漫画が描けそうです。
なつかしい!
砂の城全巻持ってました。
ナタリーのこわれっぷりがもうすごすぎて…。
親子ほど年の離れたカップルの話なんですが、最初はそうじゃなかったんですけどね。
あまりにもかわいそうな話過ぎて、若い頃は読むのに苦労したけど、大人になると読み方もというか話の捉え方が代わるんですね。
今は心穏やかに読めるような気がします。
幸せってなんなんだろうと考えさせられる話しです
一条ゆかり先生の作品の中でもベスト3に入るほど大好きなストーリーです。
ナタリーとフランシスが繰り広げる壮大な愛の物語。
フランシスが一途にナタリーを想い続ける姿に何度も涙させられます。
結末は……賛否両論あると思いますが、大衆受けを狙ったハリウッド映画=所謂ハッピーエンドではなく、フランス映画のような余韻を残す美しさだと思います。
高校時代に昼ドラでやっていたのを観ていて、原作が一条ゆかり先生と知り読みました!設定は昼ドラとは少し違いましたが大まかな流れは似ていて、漫画の方がより暗く哀しく(初っ端からすごくショックを受けます)、でもドロドロとした内容に最後まで惹きつけられ、読み終わった後はぐったりでした。今でも時折読み返したくなる作品です。
懐かしい過ぎて泣きそう
リアルでりぼんを買って読んでた世代
最終回までしっかり覚えてる
2代目フランシスになってから最終話になる頃の話しが、少し物足りなかった覚えがあるけど
一条ゆかりさんも、まだまだ過渡期だったので、後半に行くにつれてますます作画が美しくなっていくのが、魅力的でした
ただただ 懐かしい!
単行本を母が読んでいた為、自分も気になって読み始めた作品ですが、涙なしでは読めない可哀想な展開ばかりが続きます。
主人公ナタリーとフランシスの身分違いの恋の話です。
駆け落ちしたのがきっかけで二人の人生の歯車が狂い始め、まるでロミオ&ジュリエットぐらい悲しい恋愛のストーリーで報われない二人の想いが切な過ぎて辛いです。
ずっと読みたかった砂の城。
配信されるのずっと待っていました。
初めて読んだのは5歳でしたが、
ナタリーとフランシスの不思議な魅力に
内容が理解できない歳ながらも惹かれました。
何とも言えずせつないです。
最後まで読むと
最初の頃の幸せそうだったナタリーがみたくなります。