5.0
何度でも見てる
いつか読もうと思い、ずっと置いておいた作品。
読み始めたら、もう止まれへんかった位の惹きつけられる話やった。
両性グユーのアクマの子として生まれたリチャード。
母親からはイミキラワレルも父親であるリチャードからは息子として愛情を注がれる。
薔薇戦争の末、最愛の父親が討たれた事でリチャードの人生が大きく動いていく。
イミ子ではあっても、父親と同じ光の輪=王冠求める気持ちを捨てず、最愛の人となるバッキンガム公を味方に、王冠を目指す。
王位の兄やそれを狙う兄弟を退け、ついに光を手に入れるリチャード。
それでも、自身の性や置かれている立場から初めて愛したバッキンガム公=ヘンリーとお互いの認識に大きな乖離か生じてからの別れの悲劇(泣)
愛し合う2人は決して今是では結ばれないくだりは何度読んでも号泣する。。。。
リチャード三世は歴史でしか知らんけど、例え架空でも、こんな歴史あったんやな〜とか思わずにはいられへん。
いや、凄い良く出来たストーリーと綺麗な絵柄で星は満点やわ!!
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