5.0
青春期に気持ちを持っていかれるとって最後の下りはいい。ホントにこの作品がまさにそう!20年経っても忘れられない人。お互いに相手が彼、彼女でなければこの恋愛は始まらないし進まない。この年齢にしてお互い初めての相手というのも相当拗らせ恋愛だ。そして前も今も彼は彼女一筋で嫉妬もすれば独占もする。彼女のためと思えば勉学も仕事も苦にならず寝食忘れるほどのめり込む。彼女を愛するが故すぐ転んだりつまづくがそこはまた愛嬌で可愛い。こんだけ彼女を愛しているのに子どもが1人というのもある意味彼らしい。子どもにさえ彼女を独占させたくないのだなと。娘だから良かったんだろうなぁ、息子だったらライバル心バリバリだったろう。中学から付き合っていろいろあったけど、今があるのは彼女のお陰だと彼はつくづく感謝してるはず。そして彼女も彼と出逢ったことを幸せだと。いい靴は幸せなところに連れていってくれる。
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