5.0
反転して考えさせられる正義
ベネディクト・カンバーバッチ主演の「SHERLOCK」を好きで見てた。そのドラマでミステリアスでクレイジーなモリアーティ教授が凄く印象に残っていた。それだけに、この作品は前から読みたかったもの。
モリアーティ教授の小さい頃や組織の成り立ちが描かれていて興味深く、嬉しい。モリアーティ教授には大きな目標に身分社会のない理想世界がある。正義や正論を語り、目的に黒さも厭わないのは怖いことだと思う。ここでは悪に対し悪を利用し助けてくれる紳士で知的なダークヒーローとして描かれている。イケメンでなお良い!トリックもその時代を知ることができ面白い。
シャーロックのチャラさが少し気になる。まだ3巻の途中(26話グロかった…)これからも読んでいく。
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