5.0
まさかこんなに自分が泣くとは思いませんでした…。レビュー読んで、期待できる感じを受けたので読んでいきましたが、これは当たりです。
忠臣さんは琴音ちゃんに一目惚れだったんですね。最初、あまりにも手が早い男で、ハィ?となりましたけど、、、でも、元々セフレがいたくらいだから、手は早いのでしょうけど。ww あと最初から生の外出しとか、どうなの??と思いましたが、忠臣の惚れっぷりを読んでいく中で感じました。琴音ちゃんは顔だけで最初は委ねてしまってますね。
早いうちから双子だったことを、自分が写真家ではないことを琴音ちゃんに伝えた(読者にも)のもわかりやすくてよかったです。
それを踏まえて忠信さんが登場しての、忠臣さんの嫉妬ぷりは胸が締め付けられるものでした。
ありきたりなストーリーだと、忠信さんがそこで恋愛相手として絡んで来たり嫌な展開とかありがちだけど、忠信さんか琴音ちゃん、なにより忠臣さんのことを凄く考えている事や、今も亡くなった奥さんを愛していて、、、っていうことにも、忠信さんの人の良さ、性格の良さというか、懐の深さを感じましたし、彩ちゃんのお父さんだなーも思ったし、このお父さんだから、こんな彩ちゃんがいるんだろうなーと、本筋のストーリー外でも温かみを感じました。
彩ちゃん、ほんといい子で可愛くて、、、感情豊かに自分の気持ちを素直に伝えてくるところとか、幼いのに大人の気持ちを汲み取る姿とか健気で泣けてきました。
彩ちゃんが大きくなって、素敵な王子様と出会い皆に祝福されるストーリーも読みたくなるくらいです。
あ。忠信さんと握手した琴音の手を噛んだあと、優しく、、とか、忠臣さんの嫉妬ぷりほんとキュンキュンしました。
個人的にとってもおすすめです!!
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