3.0
話がリアル
美大出身で、デザイナーをしている者です。
話の中でデザイナーとして大手広告代理店に入った者、デザイナー希望だったのにずっと営業職の者。
かたや学生時代、衝撃的な壁画を残し話題となり現在海外で活動する圧倒的な芸術センスのある芸術家エレン。圧倒的な練習量、技術知識、センスのあるエレンからすればアーティストになりたい!俺はできる!なんで言ってる人たちは滑稽なんだろうな。
この関係性がすごくリアルで刺さりました。アーティストとしてやっていける人はほんのほんの一握り。
その中で生活をしていけるのなんでさらに少ない。
会社だってそう、デザイナー!と胸張っても、徹夜で仕事してもクライアントの都合で変わってしまう。
現実が突き刺さる。作者はきっとデザイナーとして社会人経験があるんだと思う。
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