命の尊厳とは
小学校の頃に連載されていた時は何となくしか読んでいませんでしたが、今読み返しているとかなり考えさせられます。大切な人が死ぬのは悲しくて、生き返って欲しいと思う…。だけど……どんな形でも生を終えた者の不自然な生は、それ以上に辛く悲しいもの…ラストで武と苗ちゃんが双子を宿し、生を終えた賢くんと萌ちゃんが二人の元に還って来たのだと確信。四人がこれからもずっと仲良く生き、平穏に暮らせますように……。
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小学校の頃に連載されていた時は何となくしか読んでいませんでしたが、今読み返しているとかなり考えさせられます。大切な人が死ぬのは悲しくて、生き返って欲しいと思う…。だけど……どんな形でも生を終えた者の不自然な生は、それ以上に辛く悲しいもの…ラストで武と苗ちゃんが双子を宿し、生を終えた賢くんと萌ちゃんが二人の元に還って来たのだと確信。四人がこれからもずっと仲良く生き、平穏に暮らせますように……。
改めてこの漫画がりぼんに載ってたことに驚き。
小花先生の作品はヘビーな題材を扱うことが多いと思いますがその中でもパートナーは姉妹の死にや人体実験と鬱展開特盛、りぼん感0ではないでしょうか。
だけど当時りぼんっ子だった私が普通に楽しめて読めていたところがすごい。物語のテーマを理解して読めてたとは思えないけど、小難しい印象はなかったし、萌との最後のシーンはうるっときました。
こどちゃもそうですが、重いテーマにコミカルな要素を掛け合わせて読ませるのがとても上手なんだなと思います。
ワードだけ見るとHP吸いとられそうな陰鬱な漫画に見えますが、最後は綺麗に締め括られていて感慨深い漫画です。
連載当時りぼんで読んでいてすごく暗かったのを覚えています。でも繊細で切なくて複雑な心理描写にドキドキしながら読みました。
やはりストーリーがドキドキはらはら面白いです。恋愛模様にも毎回ドキドキして楽しく読めました。おすすめです。
4.0