5.0
久しぶりに読み返しても面白い!
「天使なんかじゃない」「ご近所物語」「NANA」どれも面白いですが、この「下弦の月」は連載当時は暗くてよくわからないイメージであまり読んでいなかったです。大人になってからたまたま読んだ時にすごく面白いと思いました!単行本3巻という短めの中に物語が凝縮されているというか、美しくて完成度が高いながらも面白さもありという感じ。今回久しぶりに読んで見てまた夢中で読んでしまいました。
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「天使なんかじゃない」「ご近所物語」「NANA」どれも面白いですが、この「下弦の月」は連載当時は暗くてよくわからないイメージであまり読んでいなかったです。大人になってからたまたま読んだ時にすごく面白いと思いました!単行本3巻という短めの中に物語が凝縮されているというか、美しくて完成度が高いながらも面白さもありという感じ。今回久しぶりに読んで見てまた夢中で読んでしまいました。
矢沢あい先生の作品はどれも色褪せない名作が多いけど、こちらの作品もまさにその中の一つ。
名作だと思います。
この漫画をきっかけに月の満ち欠けや上弦の月、下弦の月といった月の種類を知りました。
一度読んだだけではストーリーを理解するのは中々難しいけど(当時の私がそうだった)読み返してみて気付く事は色々な事がNANAに繋がるんですよね...
この作品からイラストのテイストがちょっと変わったように感じるけど私は今でも変わらず矢沢あい先生のかく絵が大好きです。
下弦の月はこの他にも愛蔵版(?)や文庫が出ていますがどれもカバーのイラストが素晴らしく息を呑むような美しさと儚さを感じます。
周囲に霊感のある人がいますし存在を信じているので、物悲しい気持ちもありつつ展開を楽しみに読み進めました。純粋な気持ちを持っている子供達の健気さや可憐さみたいなものを好ましく思いつつ、しっとりした魅力的な作品だと思いました。
初めて読んだのは主人公の蛍ちゃんと同じ小学生の時でした。
矢沢あい先生は元気でおしゃれな恋愛漫画を描くイメージでしたが、こちらはガラッと印象が変わりました。
それでもやっぱりおもしろくて、一気に引き込まれて何度も読み返した思い出があります。
ハードカバーが出たのは、もう一人の主人公の美月と同い年になった16歳の時。
当時とは違う目線で読め、涙を流して読みました。
絵も綺麗だし、おすすめの作品です。
ミステリアスな不思議な作品
絵柄も美しくて全体的に時を超えた思いというような不思議で切ない、どこか神秘的、幻想的な愛が描かれている気がします
ただ、当時は子どもで、あまり意味が分からなかった。。。
当時、クッキーのように少し上の世代向けの雑誌が有ればもっとヒットしたのでは?とも思われます
大人になってから読むと深さを感じられる作品だと思います
当時、りぼんを読んでた10歳の頃にこの作品が掲載されてました。ご近所物語のあとだったかな? 10歳の私には、難しくてあまり理解できなくて、子供ながらに大人向けの話なのかなと思いながら読んだ記憶があります。でも所々覚えてる!懐かしくて、つい読み返してしまいました。大人になってからのこの作品は、本当に素晴らしい!あの頃よりももっと深く読めました。
さすが矢沢あい!な作品ですね!
矢沢先生は恋愛物だとキュンキュン切なすぎる話に涙しますが、こちらはミステリー要素ありでした。
天ない、パラキス、ご近所、と先生の作品が大好きでりぼん買ってたけど、当時怖くて読めなかったんですよね。絵が怖い気がして。大人になった今読んで全然怖くないしむしろ面白かったです。イヴは美月かと思ってたけど、さやかだった。アダムの最後は意外でしたが切なくて。
小学生4人がイヴの正体?を突き止めて行く姿は微笑ましくてそれぞれの性格がよくわかりましたね。
現実なのか?夢の中なのか?はたまた死んでしまったのか?不思議な巡り合わせて繋がっていく。漫画NANAと、どこか深みが似ているような気がします。雨の日の夜に読みたくなる。3巻しかないけど、先がありそうな気もする。これだけ余韻と切なさを表現できる漫画は、他にない気がします。しかも、少女漫画リボンで連載していたことが今思うとびっくり。
ご近所物語やNANAに比べると短いストーリーで軽く読むのに良いと思います。
ファンタジーやミステリー要素もあって、続きが気になる作品です。絵がやっぱりとても綺麗です。
小学生の頃読んでいて、その後りぼんを買わなくなっていたのでどんな話だったかぼんやりとしか覚えていなかったのですが、やっと解決しました。当時の私には理解出来なかったかもしれませんが、大人になりアダムが現れた意味や美月にしか見えなかった当時の背景が良く分かりました。
個人的にはこの絵柄が好きなのと、連載当時のファッションなど懐かしく思いました。