親愛なるA嬢へのミステリーの投稿まとめ

親愛なるA嬢へのミステリー
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作品レビュー レビュー271件

お役立ちレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    諦めないで!笑

    誰もレビューを書かいてない時に、ミステリー好きからタイトル買いしたものの、頭では理解できても心に“すとんっ”と落ちてこない感じの違和感があり、暫く購入してませんでした。

    それが久しぶりに見てみると、レビューされた方々が面白い面白いとおっしゃるので、もう一度、今度は少し多めに購入。

    やっと、12話目から面白さが分かってきました!
    特に、啓千の気持ちに全く気付かない綾乃ちゃんの反応と、だからこそ嘘偽りのない真っ直ぐな言葉をくれる綾乃ちゃんに救われて更に惹かれていく啓千との関係は、話数を重ねる毎にドキドキします♪

    ただ、面白いんだけど気付くのに時間が掛かったので★4にしました。

    あと、この漫画を読むと、無性に小説が読みたくなります!笑

    by 匿名希望
    • 11
  2. 評価:5.000 5.0

    叙情のミステリ、物語の物語

    文学少女、というか文学オタクの少女と、ある事件をきっかけに筆を折った小説家の探偵を主人公にしたミステリ。

    コナン君や金田一少年のような「謎解き」に主眼を置いた漫画ではなく、そういう意味では「本格」ミステリでは決してない。
    むしろ、事件がなぜ起きたのか、その背景には人々のどのような情念や執着があったのか、という部分が焦点であり、ミステリと呼ぶには、随分と叙情的な作品である。
    これは決して非難ではなく、こういうミステリ漫画もあり、というか、こういうミステリ漫画がもっとあってほしい、と感じた。
    ミステリのトリック的な部分にはあまり感心しなかったが、事件に秘められた人々の想いには、何度もハッとさせられた。

    もうひとつ、本作は、「本(というか、フィクション)を読むとはどういうことなのか」を紐解いてゆく物語でもある。
    フィクションというのはもちろん、「嘘」の話だ。
    人は、嘘を嘘と知りながら、なぜフィクションなんてものを必要とするのか。
    私の好きな小説の中に、こんな文句がある。
    「ある種の真実は、嘘によってしか語れないのだ」。
    この漫画は、そんなふうに答えを明示しているわけではないけれど、「物語とは」というテーマは、文学少女と小説家を主人公とする本作のストーリーと密接にリンクしており、なかなか興味深かった。

    この漫画の登場人物たちは皆、ある意味で、物語によって傷つけられ、損なわれ、そしてまた、物語によって救われてゆく。
    それは、自らの物語を生きる私たちの姿そのもののようで、感動的であった。

    この漫画が何の物語なのかと問われれば、やはりそれは「物語の物語」ということになると思うし、漫画として「物語を生きること」というテーマに果敢に挑んだその勇気は、称賛に値すると私は思う。

    by roka
    • 8

最新のレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    ライトノベル風

    ネタバレ レビューを表示する

    個人的には、私の正しいお兄ちゃん。(ぜひともドラマ制作希望)にやられ、猫の子。にやられ。二つの作品に号泣させられ、この作品。これまた素敵

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    無料試し読みのみ読了。
    絵柄がミステリー向けなので、ワクワク感を盛り立てます!
    二人の出会い方がなかなかに衝撃的でした(笑)

    • 0

各話のコメント コメント21件

いいね が多いコメント

  1. 026話

    第26話

    評価:3.000

    2024/03/02 20:50

    結局、この2人はどうなの?

    by Yu.さん

    • 0
  2. 001話

    第1話

    評価:5.000

    2024/03/02 20:38

    どんな作品何だろー、楽しみ

    by Yu.さん

    • 0