4.0
表題ほど…
作者買いで、受けの儚さ・エロさと可愛さ、攻めのイケメンと溺愛振りが堪らない作品が多いです。
表題作『なびかないにもー』
鉱物好きで真面目な沓間(くつま・受)と、たらしでチャラ男の蒲原(攻)。
顧問の先生が好きで部室で1人でシテてる所を見られ、蒲原に度々関係を迫られるようになる。
あらすじにあるように、関係を持つけど自分の方に向かないことにジレンマを感じる蒲原が描かれていますが、エピソードくらいでそこまで拗れることもなくあっさりでした。
元々1話完結で描かれていたのか、表題ほどでは無かったかな。
2話目は沓間目線、3話目は蒲原目線の話で終始ラブラブでした。
後半の『この花はー』
野球部の康生(コウ)は育ての親の元、同い年の義兄の一太のことを幼い頃から想っている。
一太は純粋で真面目で優しさの塊り、一方コウは捻くれてて歪んでるが一途。
正反対の2人がずっと惹かれてるのに、ちょっと拗らせてる感じが堪りません。
コウの親友の嶋は、『この犬はまだー』の作中の『この求愛はー』の主人公なのでこちらもオススメです。
- 0