相変わらず切ない
黒猫シリーズは大好きで全部読んでいました。
今作が1番長い物語です。
このシリーズ、エロいシーンが沢山あるんですが受けの心情が1番出るのがその行為の時なので、ムラムラというよりは、切なくて切なくて胸がキュンとしてしまいます。
愛される事に慣れていない受けは常に不安に負けたり愛を求めていて、いくら攻めが愛情を注いでも信じ切れずに逃げようとするし、なかなか心が安定しません。
たまに攻めが可哀想になる時もありますが、攻めも攻めでちゃんと歪んでます、ので攻めの異常な嫉妬や束縛くらいが丁度いいのでしょうね。
それに比べて間に挟んである短編はラブラブエッチでほっこりします。
身体の書き方も綺麗だし骨格もしっかり男で、とても美しいです。
ただ、この新作から体毛なども消されずに書かれていますので、苦手な方はご注意です。
- 15
5.0