3.0
仮想のはずが…
どこか現実感を持たないような生き方をしてきた主人公。
再就職先が戦争の請負会社と知っても自分とは無関係と思っていたのでしょう。
戦略考察のつもりでいたゲームが、まさかの実戦。
ショックを受けたものの、真実を見極めるために復帰するのは立ち直りが早いと思いましたが、採用時の適性と考えたらそれも納得できます。
自分たちを操る意図は何なのか。
無為に生きてきて無表情だった彼がだんだん覇気が出てきて、きっかけはどうあれ、生きることの意味を考えさせられる作品です。
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