ちよにやちよに
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あらすじ
中学三年の秋。梓は両親の離婚により、心の奥底に虚無感を抱くように。同じく両親が離婚したクラスメイトの樹は、そんな梓の気持ちを見透かす。“何か”を共有した二人は一生の絆を誓い、様々な変化の中でそれを貫いていこうとする。永遠の絆とは何か。本当の絆とは何か。迷い、模索しつつ進んでいく二人の物語。
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みんなのレビュー
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親の離婚が同じくらいのタイミングだった、同じクラスの梓と樹。
お互いに諸行無常を虚しく感じ 、諸行無常に勝とうと永遠を約束する。
最近では両親の離婚なんて珍しくないけれど、子どもがそれをどう捉えて前へ進むかを、とても丁寧に描いています。
また親のほうも、出会いや別れの経緯からそこからどう前へ進むかも描かれていて、そういう人間らしいころを見てまた作品に引き込まれます。
梓や樹の、
中学生らしい初々しさ
付き合い始めてから恋する様子
高校生らしい大人っぽさ
でも危なっかしい雰囲気
他の登場人物もいい人ばかりで
誰もの幸せを願ってしまいます。
とても素敵な作品で、おすすめです。by 匿名希望- 53
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5.0
どんどん読み進めてしまう
評価もよいし、無料分は読んでみようかなという気持ちでしたが読んでいるうちに
どんどん読み進めてしまう作品でした。
絵は落ち着いているし、話も落ち着いている。
でも、リアリティあるお話でぐんぐん引き込まれていきました。
絵は最初はそんなに好みではなかったのですが、グッとくる表情、目つき、仕草に、読んでいてもらい泣きしそうになったり切なくなったりそんな気持ちにさせてくれる作品です。
読みながら主人公と一緒に悩んだり、考えさせられたりしました。
この後、みんながどんな成長をしていくのかとても楽しみです。
出てくる皆のキャラがとても好き。by marukoruma- 33
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4.0
NEWリアルな大人と子ども
中学生の主人公の両親が離婚する話。ヒロインの梓の同級生の男の子の両親もまた同じタイミングで離婚します。この男の子との恋が主軸になると思います。
この家族は離婚後に母親側に引き取られ家はそのまま住むことができ、生活費も進路も心配しなくて良いので、かなり恵まれた状況だと思います。だからこそ、気持ちの行き場が難しくもあるのかもしれませんが……。梓と弟とで離婚に対する反応が違うのがリアルだなぁと思いました。男の子の方がこういう時感情的になるのね…。
私の両親も似た時期に離婚しているし(生活もこの家族にとても近い)、結婚して子どもがいる身なので共感出来るかなぁと思ったんですが……淡々と進んでいくので「ふーん」という感じで特に感情を揺さぶられるまではなっていません。それがまた読みやすくもあるかも…。読み手側がそれぞれの立場で色々と感じる事が出来て、その感じ方で価値の決まる作品だと思います。
梓の「私はお父さん達のかすがいになれなかった」という気持ちはよく分かりますが、それは年を重ねていけば薄れていくよ、と伝えたい。
子どもにとって親はいつまでも親で、多感な時期こそ父親母親それぞれの役割りが必要なんだけど、その頃に夫婦仲が冷めきっているというのはリアルだなぁと思います。
無料分を読む限りは樹は諸行無常(変わっていくもの)に勝ちたいと思っているようだけど、自分は年を取っても変わらないつもりでいても環境も人との関係も変わっていく、そこに自分の気持ちがついていけるかなんじゃないかなぁと思いました。
☆5に出来なかった理由として…梓の両親は真面目で常識人、しかも母親は教師なのに、なぜ『娘の受験期』に離婚したのか…耐えきれなくなってしまった、とか色々あったとしても…物語を盛り上げる都合のためだとしても、そこが少し残念でした。by ハルタナ- 0
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5.0
NEWキュンキュンだけじゃない
まだ読み途中ですが、くすっとしたり、うるうるしたり、ドキドキしたりで続きが気になります😊
まだ幼さの残る子ども達が、親の離婚により自分の居場所である家庭の変化に向き合って思い悩む姿に、一緒に泣けてきました。自分や大切な人達の心を大事にして関われること、大人になってもきっと今の自分が糧になると思います。応援したくなる素敵なお話です😊ありがとうございます😊最後まで読みたいなぁP貯めますby あーみんさんありがとう😊- 0
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5.0
NEW中学生の「理想」
恋に恋した、中学時代が懐かしい。
「誰かを好きになる気持ち」に、終わりなんてあるの?って
私も素直に想えた、中学時代。
現実は、人の気持ちが「変わること」の方が、自然であると悟る。
あきらめではなく、それが自然の摂理というぐらいに。
「別れること」=「悪」ではない。
でも、自分の子供の時はそう信じ込んでいたなぁ。
実際に「オトナの都合」「オトナの想い」が判るようになるのは
自身がオトナになってから。by ロンソン- 0
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