5.0
既に亡くなった芸術家•公彦に恋する2人の話。
凛子は公彦をより身近に感じるために同じ芸術家の道へ。
しのぶはもう1人の公彦を創る道へ。
嫉妬、独占欲、歪んだ愛情が渦巻き
精神的に壊れていく様が怖いです。
最初はしのぶが断然サイコパスでしたが、終盤は凛子も公彦もその母親も幸生も、みんな闇の部分がある。怒涛のラストでした。
結城先生や紅茶の怪しさなど、何となく先が読める展開もありましたが、短い話数でドキドキしながら最後まで一気読みしてしまいました。
- 23