タツの子さんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全1,615件

  1. 評価:5.000 5.0

    子猫の一途さが、可愛い。泣きました。

    恋もエロもなしです。子猫のお話、全3話。

    子猫の前世は、犬。
    気の毒な、可哀想な犬生でした。
    死ぬ前の最期の願いは(猫になりたい…)。

    猫に生まれ変わったけれど、また棄てられ、命を落としそうな時、女子高生に救われます。

    この人と暮らしたい、と思う子猫。でも、女子高生は「私、犬派だし」。
    前世の犬の記憶をフルに、一生懸命いい子を伝えようとしますが……。

    一途な子猫も、女子高生の一家も、やさしい気持ちがいっぱいで、泣きました。
    幸せな結末なので、安心して読めます。
    短いので、興味があったら、ぜひ読んでみてください!!

    • 106
  2. 評価:5.000 5.0

    恋愛強めだけど、やっぱり後半エロかった!

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    佳門サエコ先生なら、即買い!でした(笑)。

    念のために、まだ初心者の方にご紹介すると、作者さん(佳門サエコ先生)は、2020年BL部門第1位の『これから俺は、後輩に抱かれます』や『ふたりの息子に狙われています』『水着彼氏。』などの、ちょっと変態も入った執着・溺愛系な攻めと、トロエロな可愛い受けが特徴の、ベテランの作家さんです。

    今回はバレエダンサーの世界で、筋肉質な美しい体が、ぴちぴちタイツで躍動感満載…(じゅるっ…)。

    若く天才的で熱意に燃える白石亮平(攻め。表紙右)と、「老害」と自嘲するベテランの黒田弘也(受け。表紙左)の、才能のぶつかり合いと、そこから生まれた激しく深い愛情が描かれています。

    初めて2人で踊ったシーンは、楽しそうな弘也に心を掴まれる亮平がカワイイ。
    弘也に憧れて研鑽してきた亮平は、踊りに入り込めない弘也が歯痒く、何とかしたいと傾斜していく様子に、キュンときます。

    いい所で監督兼振付師の朱音も登場し。2人の心情描写も丁寧で、前半は恋愛モノの要素を強く感じ、胸キュンなラブストーリーが読みたい方も楽しめるのでは。

    しかし、さすが佳門先生。後半のエロ(特に12話、14話)は、濃厚で長めでじっくりエロっすわー。
    受けの弘也のトロエロ顔が、心から亮平を受け入れて、感じまくっているのがたまらんー。いいね、いい!
    亮平のいかにも年下の、若くて性急で夢中な感じも、ありだと思います!

    井上佐藤先生の『10DANCE』もそうですが、ダンサーのいい体が見られたのも、ご馳走様です。
    ダンスシーンに目を奪われ、この「新 白鳥の湖」をリアルで見たいわ(笑)。

    そして特筆すべきは、13話の「せわしない愛の1日」。「VERGA」シリーズの3カップルの揃い踏みですよ!
    未読の方に簡単にご紹介すると、世界的な有名ブランド「VERGA」を舞台にした『試着室の淫らな紳士』の黒沢、『王者に恋したシンデレラ』の桐谷、『大富豪の愛しい舐め犬』の輝明が、それぞれの恋人と登場。
    特にCEOの輝明の舐め犬・リュウが、今もメジャーリーガーを続けながら、トップモデルで輝明を舐め回しているのが、嬉しいかぎり。

    長文、失礼しました。ぜひ読んで、お楽しみください。

    • 52
  3. 評価:5.000 5.0

    今回の配信は、さらに読み応え増し増し!

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    現在、87話(7巻)まで配信中で、まだ続いてます。
    (ちなみに1巻が1~12話、2巻が13~24話、3巻が25~37話、4巻が38~50話、5巻が51~62話、6巻が63~75話、7巻が76~87話です。)

    山本小鉄子先生の作品では珍しく、今回の配信は何と【えっちが多い!!】←大切な事なので、括弧を付けてみました(笑)。
    しかも、濃厚です……前から、顕のキスは濃いなぁと思ってましたが、エロも濃ゆい。顕の雄っ気が凄い。
    星(きらら)と2人、「大好きだ!」って言いながらのえっちは、ずっーと告白出来なかった期間が長かったので、胸が熱くなりました。
    (未読の方に説明すると、顕と京一の父親が同性愛者で家庭崩壊したため、顕はゲイ嫌いだったので。告白は、やっと50話目でした!)
    6巻のラストが初えっちでしたが、7巻では顕の星大好き!!がさらに加速されて、可愛くて堪らない感じ。いいねー。
    大前田と塙の話もあり、2人がますます格好よくなってます。
    京一と秀にも進展の兆しですが、京一兄貴、恋愛ど下手っすね……。(笑)

    今回も、最高でした!!

    • 35
  4. 評価:5.000 5.0

    烏堂(兄)と清竹に、続編がキター!!

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    未読の方にお知らせしますと、白い方の緒川千世先生の「烏堂兄弟」のシリーズで、
    ①誤算のハート〔烏堂(弟)×三城〕
    ②終わらない不幸についての話〔清竹×烏堂(兄)〕
    ③誤算で不幸な恋話〔4人〕
    ④【本作】やまない不幸の終わらせ方〔清竹×烏堂(兄)〕
    の順でありまして。

    なので、出来れば本作を読む前に、主な主人公が同じ、②の『終わらない不幸についての話』を読んでから、こちらを読むのを、是非オススメします!(出来れば全部順番に読むと、一番おもしろくなると思うんですが…。)

    傲慢不遜で俺様な烏堂(兄)(表紙左。受け)が、8年片思いを拗らせて、やっと付き合えた、誠実で真っ直ぐな懐の大きい清竹(表紙右。攻め)。

    清竹の前では完璧でありたい烏堂(兄)は、実は繊細で傷つきやすい恋愛感情を抱いており。

    『終わらない不幸についての話』のラストに、
    「朝、鏡を見るたびに、清竹の理想になれない自分が嫌いになって。隣に座るたびに、清竹の普通の幸せを奪ってしまったことを悲しんで。(中略)そんな、泣きたくなるような幸せ。」と、烏堂(兄)の独白がありまして。

    ハイスペックな俺様なのに、清竹に対しては、不安や苦しさ、罪悪感が拭い切れない、拗らせ兄貴でありまして。
    そんな烏堂(兄)を理解し、傍で愛する清竹は、「与えたいと思う。与えられた以上の献身を…」(『誤算で不幸な恋話』より)と思う、胸が切なく熱くなるカップルなのであります。

    今回は、その四年後。社会人になった烏堂(兄)と清竹が、それぞれの家族と向き合い、絆が深まるストーリーでした。

    これはもう、余計なことは書きませんので、読んで楽しんでください!!としか言えませんが、スミマセン一つだけ…。

    完璧主義の烏堂(兄)が、顔をぐじゃぐじゃにして「別れたくねぇよぉ…隣にいたい…」と泣くシーンがあって、あーやっと言えた、と感無量でした。

    幸せな結末を、どうぞお楽しみください!
    13~14話の番外編は、烏堂(弟)と三城の話で、三城母が登場。こちらも面白かったです。

    • 31
  5. 評価:5.000 5.0

    変わったのは、「絶対不変」があるから。

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    濃く深い人間ドラマを描くヨネダコウ先生の中でも、自己矛盾、心酔…と骨太で重厚な味わいが傑出した名作。

    現在、108話まで配信中で、まだ未完。
    1巻(1~17話)は『Don't stay gold』の影山と久我、『囀ずる…』矢代と百目鬼の出会いから百目鬼の「俺を側において下さい。何でもします。あなたの側にいられるなら。」(13話)、『漂えど沈まず、されど鳴きもせず』の矢代と影山の過去編。

    2巻(18~33話)は、百目鬼の「あの人が頭の大事な人なんですか」(19話)、矢代の「俺はお前にそこ触られたくねぇ…」(20話)
    矢代との関わりを語る影山(24話)、「どうして分からないんだろう(略)」の夜道~映画館(25話)
    そして矢代襲撃、回想。「俺の人生は誰かのせいであってはならない。人を好きになる孤独を知った。それが“男”だという絶望も知った。俺はもう充分知った。」(26話)
    過去、矢代が三角と出会い、盃を受けるまでの話(28~31話)、指を落とし七原に「俺にはここしかありません。頭と同じ世界にいたい」と言う百目鬼(33話)。

    文字制限で端折るが、3巻(34~50話)、4巻(51~64話)、5巻(65~78話)、6巻(79~94話)で、内部抗争の進捗と終焉と共に、矢代と百目鬼の情が深まり、一度関係を持つが「こいつを受け入れたら、俺は俺という人間を手放さなきゃならない」と矢代が百目鬼を突き放す。

    今回の配信(7巻95~108話)では、4年後の闇カジノの金主になった矢代と、三和会の綱川組長の盃を受けた百目鬼を描く。
    矢代は綱川に「ムショから出て、最初に見たものを親と思い込むような、クソ低能さ故の無鉄砲に、命を助けられることもありましたが、憂いもした。極道の中でもひん曲がった俺に従うこいつが、不憫で捨てました。泣いて縋ってきましたが、心を鬼にして捨てました。ところがだ。身も心も立派な極道になったようで。変わらないのは死人くらいだ。(要約)」と話すが、綱川は「人はどうせ変わらない」と返す。
    百目鬼は、矢代と同じ世界に居ようと三角に縋り、同様に三角の側にいるため極道になった天羽が見かねて口添えし、三和会に入っていた。
    裸の矢代と対峙する百目鬼。2度目は矢代を傷つけずに抱けるのか。「頭」と呼べず「矢代さん」では遠い。矢代の下の名前で呼んで抱けるような、唯一無二の男になって欲しい!

    • 28
  6. 評価:5.000 5.0

    歌舞伎の役の体得に合わせ、恋は進む。

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    今回は、6巻(66~79話)の配信。まだ未完です。以下ネタばれです。ご注意ください。

    対立する歌舞伎の名門の御曹司、女形の惣五郎(受け。表紙)と、立役の源介(攻め)。
    役者修行の悩みや、役の体得に絡めて、恋の話が進みます。

    1巻(1~12話)…プライドと自負心の強い惣五郎は、同級生の源介をライバル視しているが、源介は惣五郎に「お前の一番になりたい。お前を誰にも渡したくない。」と熱く言ってきて…。

    2巻(13~25話)…共演した源介の人柄や熱い言葉に絆されて、好意が募っていく惣五郎。しかし、源介の気持ちは役者の相方としてで、恋愛感情でないと知った惣五郎は源介と距離をとり、恋愛として好きだと告げる。

    3巻(26~38話)…大谷屋(源介)一門の巡業に加わった惣五郎は、源介に「俺は惣五郎をやっている周吾(本名)が好きで、どちらも同じだ」と告白され、両思いに。

    4巻(39~51話)…文化祭準備(同じ芸能コースの高3)で、源介の家に泊まった惣五郎。しかし初めてのエッチ挑戦は失敗。

    5巻(52~65話)…「勧進帳」の富樫役の源介は、惣五郎の祖父・菊右衛門に頼まれた、源介の亡き祖父・寿一郎のライバル、雲之介にしごかれる。
    一方、惣五郎は難役の「鳴神」雲の絶間姫を熱演し好評に。
    焦燥し自信喪失する源介だったが、惣五郎の言葉に熱意を取り戻し、祖父寿一郎のような気迫のある演技を見せた。

    61話で祖父2人と雲之介の過去が描かれ、訳ありのような。そして、63~65話で、遂に初エッチ成功!目出度い!でも源介の蔦丸兄ちゃんに見られてしまったよー!どうなる?

    …からの、今回配信の6巻(66~79話)。
    バレンタイン、卒業旅行、と楽しく過ごす惣五郎と源介(エッチは71~72話)。

    しかし、悩んだ蔦丸兄ちゃんは、惣五郎の従兄の武市に相談し、2人を呼び出し説教に。宗家の後継問題が出てきました。

    まだはっきりしませんが、共演NGで袂を別った寿一郎と菊右衛門(2人の祖父たち)も、同じ悩みで別れたよう。
    今度こそ、源惣コンビが幸せになれるといいですね。

    歌舞伎演目は1巻「俊寛」千鳥(惣)、成経(源)
    2巻・武市自主公演「三人吉三」お嬢(惣)、お坊(源)
    3巻・大谷屋巡業「義経千本桜」静御前(惣)、忠信(源)
    5巻・浅草新春歌舞伎「鳴神」雲の絶間姫(惣)、「勧進帳」義経(惣)、富樫(源)

    • 28
  7. 評価:5.000 5.0

    【比翼の鳥・連理の枝】感が、凄すぎるー!

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    リバって何ー?と思われるBL初心者の方にお伝えすると、タチ(攻め)とネコ(受け)が交代したり逆転したりする話の事でして。
    (キャラが変わったり、下克上だったり強引だったりと、苦手とされる方もあるようです。)

    しかし本作は、他の方も書かれているように、「こいつだから抱かれもするし、抱きもする」という、確かな愛情が根底にあってのリバなので、しみじみほのぼの、2人の愛情を実感出来ます!

    個人的には、波真田かもめ先生の『おはようとおやすみとそのあとに』の開人×伊介に匹敵する程の、この人の恋人は彼しかいない!と思わせる、【比翼の鳥・連理の枝】感が凄い2人です。←(断言)

    高校時代に可愛い後輩の敬太(表紙右。ゲイ)に告白されて、恋人になった元ヤンの智史(表紙左。元ノンケ)。
    3年後、左官見習いの敬太は「小型犬が大型犬に成長した」ように、大学で建築を専攻する智史よりも、長身がっしり体型になっていて…。

    1巻(1~14話)は、「俺はもう女の子みたいに可愛くない」と不安がる敬太に「お前を女の子と思った事は一度もない」と格好よく優しい智史。

    そして可愛く守りたい存在だった敬太が、『抱きたい』と思っているのに戸惑うが、一緒にカフェの改装をする中で、敬太への愛情からリバを受け入れる智史の、包容力と人間性の大きさに、惚れましたー。

    2巻(15~28話)『beginning』では、高校時代の話(出会ってから初エッチまで)や、カフェのその後、2人の成長が描かれます。

    特に、建築や就活など、将来に向けて格好よくなる智史に感化された敬太が、他の現場で勉強させて貰い、自分は出来ると思ってたのに、全然未熟だった…と凹み。
    智史が「俺も卒業したら、すぐにお前と事務所を開けると思ってたけど…」と。

    知る程に、未熟な自分を知る。そんな地に足の着いたストーリーが、さすが『日の当たらない場所』の、たつもとみお先生ー!

    そして今回の配信3巻(29~42話)では、社会人1年目の智史と、見習いを卒業して左官になった敬太の話。

    智史の職場の上司・三浦が、智史を狙っていたり、元ノンケの智史はゲイの敬太が満足か不安になったり。絆がさらに深まりました。

    東北への旅行で、敬太の祖母に挨拶をして、将来のビジョンや夢が出来た2人。(この辺も真面目だなー)

    巻ごとに話が一段落つくので、読みやすいと思います。

    • 24
  8. 評価:5.000 5.0

    エロも濃いけど、恋も濃い!!

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    『兄弟失格それ上等』『自惚れミイラとり』『Miracle John』…等々の、中川カネ子先生。
    今回は、エロありの純情系な年の差ラブですー!

    さすが中川カネ子先生、エロが多めでガッツリ来てますイッてます~!ゲイマッチングアプリの出会い系からなので、エロ早で全体的にもしっかりと。(笑)

    ただし、ヤる条件が「①完全割り切り②無駄話ナシ③後腐れなく」…なので、次第に絆され恋情が強くなっていく2人には、悩みの種になり。
    しかも、あらすじにもあるんで書いちゃいますが、攻めの行哉(表紙上)は高校生の未成年。で、受けの柊(シュウ。表紙下)は今年30歳になるリーマンの年の差ラブでありまして…。

    ※以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。


    物語はシュウ目線と行哉目線が、交互になってます。
    なので、それぞれの気持ちが逐一分かると共に、あーそれは相手への買い被りで誤解だよーとか、はらはらする 場面もあり。
    (特にシュウは、終盤まで行哉が高校生なのを気付かない。)

    行哉は、偶然見かけた仕事中のシュウを見て「あんなに喋って表情の変わるシュウさん…!!」と、思わずストーカー紛いに跡をつけ、名前から勤め先、ダメ部下の名前までチェック。(笑)
    暇さえあればシュウの会社の前で座り込み…とか、一途な高校生らしい…。

    マジ恋になっていく様子、でも差のある認識とかけ違っている様子…と、キュンが止まりませんーっ!
    行哉だけでなく、初めての恋に溺れるシュウも可愛い!
    行哉の高校の仲間たちも面白く、素敵でした。(それってセフレだろ…と心配する増井、相談相手になるゲイの同級生の清下。)
    シュウのダメ部下も、いい味出してたし。

    終盤に行哉が高校生なのがシュウにバレ、年の差に対する認識の差が浮き彫りに…。
    しかし、諸々を乗り越えてシュウの前に立った行哉は、本当に男らしく格好いい…!
    「今から過去のことは、割り切って仕切り直そうよ。俺のこと、ぶっちゃけ好きでしょ?」
    あー、ハピエン最高ーっ!!

    作者さん(中川カネ子先生)の作品は、ややもするとエロが強めなエロ甘な印象だったのですが(個人的感想ですスミマセン!)、本作はストーリーや掛け合いがお好きな方も楽しめるのではないかと!

    多くの方にオススメしたくなる、面白い作品でした。

    • 22
  9. 評価:5.000 5.0

    笑えて切なくて、馬鹿みたいに甘かったー!

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    いやもう、すごい面白いっすよ、コレ!ポイントがあったら、絶対読むのをオススメしたい作品!!

    表紙の通り、村の因習で男×男で契る羽目になった、隣村の村長の息子同士の千景(攻め。表紙左)と、百貴(ももき。受け。表紙右)。
    「嫁」になる百貴は形式だけと言われてたのに、本番までしろと東京でも千景と同居することになり…。

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。


    ストーリー自体は、強引な切っ掛けから恋に落ちて結ばれる、王道まっしぐら。
    だが、しかし!!会話の掛け合いや独白のテンポがすさまじく、面白いーっ。
    前半の村での話は、2人の母親のポテンシャルも高く、怒涛の勢いで進みます(父親たちの、影の薄さよ…)。

    地元のおばあちゃんの「村のしきたりで若い世代に大変な思いさせて、お陰さまで心底助かった。すまないね、有難うね…」という言葉に、無理やりとも思える設定を、自分も思わずうんうん…と受け入れてしまい!
    この勢いを後押しするのが、作者さん(いつきまこと先生)の、絵の上手さキレイさ色っぽさ!読んでいて、楽しい面白い気持ちいい。

    中盤は、東京に帰って同居してからの話に。ネタばれでマジすみません、攻めの千景が20歳の大学生で、受けの百貴が27歳リーマンと明かされます(4話)。
    千景が熱で倒れた時、ずっと寡黙で俺様で強面だった千景が、家出していた百貴に「どこにも行かない」と言われて「…うん。」とフニャッと赤面したシーン(5話)。自分もきゅん、でした。

    いろいろありまして(読んでお楽しみ下さい!)、千景がエッチで雄っ気を見せて行きますが、もうスゴい!!すんなりヤれなかったと見せといて、いやもう君、20歳童貞とか年齢詐称に経歴詐称なんじゃね?!と言いたくなるトロトロな、濃厚で熱いソレはズルいよ反則だろーっ、と自分の脳内大騒ぎ。

    百貴には、職場で童顔ペアと言われる田端という同僚がいて、その田端くんがナイスフォロー(13~15話)。泣き…。田端くんにも、幸あれーっ。

    終盤~番外編の「アリ婚。」で、千景の百貴への執着・溺愛っぷりが描かれてますが、自分はむしろ百貴の「好きなの、俺だけじゃないって安心する…」に、年上の恋心の本音を感じて、ほっこり。好きの熱量では千景が上回っていたように感じてたので、百貴のデレはご馳走さまでした!

    個人的には、星6行きたいです!!

    • 22
  10. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ガチムチ筋肉オヤジの、拗らせ両片思い~!

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    攻め・受け共に、ガチムチ筋肉の雄っぱい&雄尻が美しくお見事なイクヤス先生!

    今回は、長年の両片思いを拗らせたアラフォー同士の、筋肉エロ満載なラブ・コメディです。
    表紙の、そっぽを向く雄っ気溢れる顔つきや、ガチムチな体に目を引かれますが、何気に指を絡ませている手元が何ともたまらんー!

    エロありお笑いありで、両片思いのじれじれなラブストーリーもあって、イクヤス先生の世界を満喫出来ました~。


    ※以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。


    オンボロビルのオーナー兼便利屋社長の薫(攻め。表紙左)に借金を肩代わりしてもらい、その返済で働いている幼なじみの道也(受け。表紙右)は、性欲処理として肉体関係も持っていて…。

    口喧嘩ばかりの2人ですが、両片思いなのはバレバレで。(会社の社員は、応援して温かく見守っている)

    幼なじみで、子どもの頃から年上の薫は道也を可愛いがり世話を焼き。道也も、何でもできる薫を憧れ慕い、やがて体の関係も持つが、大学生の薫に彼女がいると誤解した道也が、郷里を離れてしまい…。

    時折、その子ども時代や少年時代の回想シーンが挟まれ、道也がマジ可愛いー(笑)
    その頃から、薫の道也への愛情が本気で一途で、人生賭けてる感がもの凄い!(そりゃ社員たちも応援してしまうわなー)

    12年ぶりに再会してから8年。すっかりガチムチになった道也と、昔と変わらずクールな薫は、拗らせた感情や言動で余計に拗れるばかり。
    しかし、その裏側にある本音が零れてて。(亀の話とか、祭りの話とか、キュンキュン来ます~!)

    意地を張って陽気に振る舞うけれど、「俺はもう可愛くない」と自信がなく、薫の前から逃げてしまった過去を悔やむ道也。
    昔のように格好いい男でいたくて、本音を言えない薫…と、じれじれラブが可笑しくも切なくて、イクヤス先生ワールド満載でした!

    あとがきを拝見すると、高校時代の仲間と持ち寄って描いた合作作品が元になっているそうで、社員の登場人物が多いのはそれでか…と。

    何より、雄っ気溢れるガチムチな肉体とエロは、イクヤス先生ならでは!のセクシーさ。
    ストーリー的には、王道な分あっさりサクサクにも感じましたが、それを上回る男臭い熱量で、読んで大満足な読後でした~!

    • 8
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