のこのこらんらんさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全54件

  1. 評価:5.000 5.0

    主人公が個性的で良い

     中国風の後宮物は、衣装や飾りつけが豪華で好きですが、大抵は皇后や妃ひんが主人公で陰謀と愛憎劇でどろどろしていくものです。でも、こちらは裏方の取りまとめの壬氏と、薬師に育てられた宮仕えの猫猫が主人公なので、事件を外側から解決していくミステリーとして楽しめます。

    猫猫、壬氏はもちろん、お妃様方にしても、高順・馬閃親子、薬師、羅漢、さらには犯人についても、ひとひとりのキャラクターや背景が事件を通して語られ描かれて、読んでいる方が愛着を感じてしまいます。原作がしっかりあるからでしょうね。

    猫猫と壬氏の関係も少しずつ親しい方へ変わっているようですが、お互いに惹かれてきているけれど、、くらいのもどかしい今くらいの状態で、事態に立ち向かっている方がミステリーを長く楽しめていいかなあ?と、読者のわがままで思っています。

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    青島くんの顔が好き

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    青島くんの顔が好きです。アップが多いのも狙ってますよね。でも、見ている分には。こんな顔、近くにいたら耐えられない。

    だから最初の頃の青島くんの「好きかも、、」にとまどう雪乃さんの気持ちも分かります。

    その後の青島くんの溺愛。ありえない、と思いつつもニヤニヤしてしまう。良かったねと、幸せな気持ちになります。

    このまま盛り上がって、、で、すまないのが恋で、ストーリーですよね。毒親登場しました。イマドキだなあと、思いました。

    青島くんが、雪乃と2人で親との関係をどう乗りきって行くか。そもそも青島くんの家族不振って、自分の育った家庭環境が原因な訳だから、ここ乗りえないと普通の家庭環境に恵まれた雪乃との違いは越えられないですよね。楽しみです。

    あと、青島くんのお父さんもどんな人(顔?アハハ)なのか気になります。

    • 5
  3. 評価:3.000 3.0

    孝仁さまがもうちょっと年上だったら

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     ホテルで働いていた22歳の遥は解雇され、叔父の紹介で男性執事としての職を得ます。女性としては背が高くはっきりとした顔立ちの遥は、男装しても無理がなかったのです。

    叔父さん、面白すぎます。面接した高齢女性もキャラがたってます。

    遥が執事として仕える九条家長男高仁様は高校入学前の15歳。恋に破れた上に、好いた女性には企みがあったという哀しい経験をしています。

    高仁さまの設定、3歳年上の大学入学前ではいけなかったのでしょうか。なんだかこう、この後の振る舞いが18才ならキュンキュンできるけど、15歳だとうーんとなってしまって。対象読者が中高生だったのかな?

    遥が女性だということも高仁さまにはあっさりばれるんですが、もうちょっと男性執事としての出来事があった方が、女性だと分かったときに納得とか「しまった」感があったんじゃないかなあと、思いました。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    成長の物語

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     料理人と芸術家が登場人物のほとんどだからでしょうか。個性的というか一癖ある登場人物ばかりです。その中で、大人しくて自信がなくて地味な印象すらあるジルベール。味覚と嗅覚が優れ過ぎているために人間関係が上手くいかないできた天才です。
     料理人から皿洗いに落ちていましたが、奇才のシェフに取り立てられてから、職場もすむ場所も付き合っていく人達も変わっていきます。料理人、画家、音楽家、回りの人の言葉を素直に吸収して成長していきます。
     他人を攻めたり攻撃したりの言葉が溢れる世の中なので、物語に癒されます。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    一緒に過ごせば情はわく

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    美人で気が利いて器用で料理上手な兄嫁との比較で、明葉は女子力ダメだ❗みたいなことになっていますが、明葉は明葉でデザインという自分の好きな仕事があって明るくて前向きで魅力的な女性だと思いますよ。
    その明葉にファンキーと呼ばれる百瀬さんに持ちかけられた偽装結婚を借金を肩代わりしてもらうかわり承諾するというお話。一緒に生活できる相手なら情は沸くよねえ。百瀬さんの兄嫁への想いがどう変わって行くんでしょうねえ。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    壮大な美しいお話

     仙果(人間)と妖(天狗)の恋のお話。こう書いてしまうと、なんでこんなにハマってしまったんだろう?と思いますが、時間をかけて読んで後悔のない壮大な美しいお話です。

     実沙緒と匡を軸に、敵対する妖の一族、人間と妖、親と子、兄弟、主と臣下、友と様々な関係が描かれます。

     その描かれる個々のキャラクターのそれぞれ魅力的なこと、個々の抱える事情の重く切ないこと、良さはあげるときりがありません。

     匡の実沙緒への想いは最初から最後まで真っ直ぐでぶれないし、実沙緒も最初はふらついてますが少しずつ覚悟を決めながら必死で状況についていきます。

     ある程度読んで、全部読みきるのが惜しくなって、戻って読み返して、また進める。そう長い時間がとれないのが理由ですが、そんな読み方をしています。ここまで楽しめるお話に出会えて幸せです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    ファンタジー好き

     恋愛要素が薄いので、少年マンガの区分だったかと確認してしまいました。少女マンガでした。でも、個人の恋愛物というよりは運命や人生を描く大河ドラマという感じです。

     平民上がりの公爵イーライの嫁として、貴族の娘アナの身代わりに送られたエドナ。
    二人にはそれぞれひた隠しにする秘密があるのですが、それを知らずともお互いに惹かれあっていきます。

     領地の統治、陰謀と策略渦巻く世界を二人で力をあわせて生きていきます。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    和装も素敵です

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    異能(今でいうと超能力?)が存在して、世の中の必要に応じて利用され、代々それなりの家に引き継がれている、明治時代くらいのお話。

    能力を持っていない美世は、継母と妹に辛く当たられ、父親にも無視され、家のなかで蔑まれて育ちます。義妹が幼なじみと婚約の上、家を継ぐことが決まった時点で、追い出されるように、婚約者候補として名家ではあるがよい噂のない家へおくられます。

    そこでであった旦那様は、甘やかされて育った気位の高いお嬢様は嫌いなタイプ。控えめな美世の健気さにひかれていきます。

    二人の心情の変化がそれぞれの視点で描かれて分かりやすく読み進められました。でも、「異能」が語られるばかりで、ちっとも使われないな~と、思っていたら、美世のかどわかし前後から使われるようになってきました。楽しみです。2人にも幸せになってほしいです。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ヒロインも男前

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    狼陛下がカッコいいのは当たり前ですが、夕鈴のさっぱり、きっぱりでも天然な性格も好きです。夕鈴が危機を招く→陛下が駆けつけて助けるってパターンがある程度繰り返されるんですが、もうそれはそういうものということで不安なく楽しめると思ってます。

    それでもエピソードを重ねるうちに二人の関係が少しずつ深まっているような。。私にとっては、一気に読み進めるタイプのストーリーではない(長いし)けれど少し時間を置いて、また読み進めたくなるお話です。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    主人公の年齢といい、皇帝と皇后ってまあ夫婦だから少女マンガなのかな~と思いながら読み進めました。後宮ものは愛憎劇でどろどろした部分は避けられないし。主人公のさっぱりした潔い性格のおかげでどろどろは薄められているかな。

    ちょいちょい若い頃、青い頃、軍で駆け出しの頃の話が出てくるから少女マンガでもいけるのかと。

    子持ちのおばさんには夫婦のあり方という観点で面白いです。この後この夫婦どう歳を重ねていくんだろうね。全体的には衣装も豪華で好きです。

    • 0
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