5.0
面白い
距離感をうまく測れずに人間関係を構築できないタイプの
人を描くというアイデアはいかにも近年ありそうだが、
うまいことオリジナリティあふれる(リアリティはないが)良作に仕上げている。
現実にこんな女性が近づいてきたらサイコホラーじみたことになるが、
これは漫画。
可愛らしくて面白くて魅力的なヒロインと
ぶっきらぼうで性格の良い主人公とが最高のバランスで
ほのぼのした安心ラブコメディになった。
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距離感をうまく測れずに人間関係を構築できないタイプの
人を描くというアイデアはいかにも近年ありそうだが、
うまいことオリジナリティあふれる(リアリティはないが)良作に仕上げている。
現実にこんな女性が近づいてきたらサイコホラーじみたことになるが、
これは漫画。
可愛らしくて面白くて魅力的なヒロインと
ぶっきらぼうで性格の良い主人公とが最高のバランスで
ほのぼのした安心ラブコメディになった。
特に第一話ね。だんだんネタが苦しくなってくる気もしますが。
やっぱり高野洋さんの漫画はいいですね。そこに本宮ひろしの
絵となると最強です。
高野洋さん本人が絵を描いているらしき話もあるし。
漫画家の話は本宮ひろしの話だと思いますが、
アシスタントの話は、まさか本人をモデルにしているわけでは?
文句なしに面白い。幽霊と二人三脚というくだらない設定にもかかわらず
きちんと読ませ、幽霊が消えた後もさらにきちんと読ませ、
最後まで息切れせずに面白かった漫画は
なかなか珍しいのではないか。
子どもの時は、ナチスドイツ対レジスタンス的な戦い、
そして最終回よりだいぶ前に主人公が自決という
とんでもない展開に拒否反応が起きたが、
後で読み返すと、本宮作品トップクラスの面白さだった。
なぜこの作品が早々に打ち切られたのか分からない。
やはり少年ジャンプの小さな器には収まりきらなかったのか。
宮下あきら作品でも最も魅力ある主人公でしょう。
第7部は終盤どうしようもなかった。第8部は最初以外どうしようもなかった。
第6部が最後の輝きといってもいい。
特に、エルメェスの復讐譚だけでも永遠の名作といえる
最初は戦争を軽く扱いすぎだろうと思ったが、コメディ部分とシリアス部分のバランスが絶妙で
楽しく読める上に泣ける。エンターテインメントとしては最高の部類に入る
面白かったですね。
当時は、人情コミカル漫画ばかり描いていた人が、
こういうピカレスクロマンを描けるとは思わなかった。
最高傑作といってもいいでしょう。
これだけのクオリティのミステリーはなかなかない。
加えて、主人公の大学院生な感じが良い。
若造のくせに全て知った感じは不自然だが、漫画だから良い。
天才ストーリーテラー長谷川裕一の面目躍如の傑作。
序盤はそうでもないが、終盤の盛り上がりと言ったらない。
SF漫画の歴史に残る見事な仕上がりです。
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