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作品レビュー
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1 - 10件目/全36件

  1. 評価:4.000 4.0

    レビュー更新です

    ずっと命をかけて花を護り想い続ける吟が凄くかっこいい。
    涼は極道の息子であることを隠すうちに周りに王子のような印象を持たせてしまい、花はそんな涼に惹かれてしまうも、カタギ育ちで純粋でまだ大人になりきれない部分があり、取り巻く人々の胸の内が読めなかったり、自分の本当の気持ちに素直になれなかったりで誤解やすれ違いが生じ、結果的に4年と言う月日が経ってしまう。

    当時花は吟を強く拒んでいたのに、4年前の花が吟の写真を求める回想シーンでは、吟に対する花の態度が淡く甘いものに差し代わっていて凄く違和感がありました。

    ようやく吟の想いが叶ったところで止まっていますが、この先も吟を応援したい。

    というのが以前のレビューでした。
    今回完結したので追記します。

    吟の行方が分からなくなるまでは色々なドラマがあり満足感ある濃い内容でした。
    吟がアメリカ人の養子となって第二の人生を歩み始め、花も偶然アメリカで仕事をし、二人が偶然再会するも吟がシラを切るあたりから、内容が薄っぺらくなり始めました。
    レオの母が頻出し、第二の人生を歩む吟ことレオが吟であることを認めたあたりからラストまで、花も吟も台本を棒読みしてるだけのようなセリフで感情が伝わって来ず不自然で、同じカットの使い回しの多用も目立ち、吟として天童組にいた頃と比べて1話ごとの重みが軽く感じました。

    まるで早く完結させようとストーリーを消化しているようで、今はもう不完全燃焼感でやりきれないです。。。
    花を振り向かせるのに吟が必死だった頃までを読み返します。

    • 106
  2. 評価:3.000 3.0

    この4人の関係にモヤモヤイライラ。
    というか弱い女の子を盾に幼馴染の男の子を縛り続ける神原にイライラ!
    片方と想いが通じてるのに、もう一方に守って貰わないと好きな相手と付き合えないとか、その守ってくれてる男の子と想いが通じてる女の子に「私から取らないで」とか、その男の子の後ろに回って泣くとか、もう理解し難い。

    神原最低。

    水野と神原がくっつき、佐々本と藤咲もくっつけてめでたしめでたしと思ってましたが、他の人のレビューを見たところ、神原は水野の子を身ごもる、神原は佐々本とも寝てしまう、それ故に水野は自分の子かどうか疑う、神原は下ろす決断をする。

    そもそも神原が悪いんじゃん。
    最初から。
    ぼっちになった小6の頃から。

    自分勝手にフラフラした気持ちで、3人+1人を振り回す。
    こんな人実際居ますけど、ほんと迷惑でしかないです。
    こんなのに共感して美化されちゃ、強く生きようと頑張ってるのが馬鹿らしくなってしまう。

    • 13
  3. 評価:5.000 5.0

    以前9話まで読んでレビューしましたが、遂に読み切ってしまったので★追加で再レビューです。

    初めはニーナちゃんのおバカっぷりにモヤっとしましたが、ニーナちゃんが一途に想うお相手古閑くんは秀才で落ち着いてて、常にニーナちゃんの思考を理解し、先読みして最良の選択をするので、ニーナちゃんにはなくてはならない存在です。
    そんな一枚も二枚も上手の古閑くん、頻繁にニーナちゃんに意地悪を仕掛けますが、その意地悪自体に愛があり、必ずフォローもしているので、最後まで古閑くんの悪い点は見つかりませんでした。
    ニーナちゃんは色んな人に好かれるほど素直で、小動物やぬいぐるみのようにホワッとした癒し系。
    最後らへんでようやく古閑くんの夢が明確にされますが、古閑くんの落ち着き具合や発言に説得力があるのは、そういう背景や環境が影響していたのか!と納得。
    それぞれの育った家庭に温かみもあって、二人の優しさが滲み出ています。
    ラスト9話は番外編となっていますが、本編で触れたシーンのその後的スピンオフと、番外編最終話で番外編に入る直前の本編に戻ってくる流れです。
    十分な内容でしたが、個人的にはやっぱりラストは新天地での様子を少し見届けさせて欲しかったです。

    • 8
  4. 評価:5.000 5.0

    ついに読み終わってしまったー!
    喧嘩のイメージしかない春と、鉄の女もしくはロボットと言っても過言ではないミッティーこと雫が出会う高1からザッと7年間のお話。
    当初の二人には「友達が居ない」という共通点があり、そんな二人がお互いを必要とするようになって、小さな衝突を繰り返しながら未熟な感情や考えが成長していき、その過程で様々な人と出会い、友達になり、その人たちと沢山の経験をし、ラストは信頼できる大勢の仲間に囲まれるという最高に幸せなストーリーでした。

    出てくる人は皆個性が強く、時々イジワルな時もあるけど良い人ばかり。
    高校生という時間の甘酸っぱい青春、素直さがめいっぱい描かれていて、当初の雫から勤勉さを抜いた感じと自分が重なり、こんな高校生時代を過ごしたかった!と羨ましくなりました。

    個性の強すぎる人たちをバランス良く支えているササヤンくん、最もカワイイのに男嫌いで唯一のおバカキャラである夏目ちゃん、それぞれいい仕事してくれます。

    雫のツインテールが逆立つ描写大好きです。

    他の作品ならそろそろ終わりだなーって思ったら、コレはまだ70話台。
    ストーリーは充実の濃さです。
    高3の前半は全くセリフがありませんが、しっかり描かれていて、ちゃんと細かく伝わってきました!
    最後にいくつかあるスピンオフも、あ〜あの裏ではこうなってたんだ〜!と2度美味しい。
    そして大人の雫は見違えるほど美人に。

    見落としてるのかもしてませんが、優山のパーティに実は雫母も来てて、政治家である春のお父さんと仕事上で繋がっているのは分かったのですが、雫母は司法系の何の職種だったのだろう・・・

    読んでる間とても充実したので、また読み直したいです。

    • 6
  5. 評価:5.000 5.0

    聴覚障害を過剰に受け止めたり悲観するのではなく、凄く自然に日常に溶け込んでて、対等な関係で接しているので穏やかな気持ちで最新話まで読んでしまいました。
    雪の純真さ、気取らずもクールでイケメンなイツくんのブレずに真っ直ぐ突き進む志と偽りなき思い、ぶっきらぼうで素直になれずも雪を思う真面目な桜志くん、二人を囲む偏見なき友人たち。

    補聴器あってもちゃんとは聞こえないことから重度の聴力障害ではあるけれど、補聴器は眼鏡と同じような必需品であると語るシーンを読んで、なるほど補聴器だけが特殊特別なものではないなと認識させられました。

    当初からセリフの文字が透けていたり、文字を90度回転させたり、直感的で新しい表現方法だなと感心させられました。

    人は皆いつか視力も聴力も衰える。若い頃からそれを持ち併せると不便はあるけれど、改めて向き合ってみると、個性の一つであり、それをひっくるめて皆それぞれ個々に良いところがあるわけで、そこを大切にしていくことも優しさであったり、対等な関係を築く上で重要なんだと考えさせられる作品だと感じました。

    アニメと違って、手話を漫画のコマで表現するのも動きを想像しながら読むのもなかなか難しいな〜と感じましたが、声で発する言語と同じく手話も身近に扱えたら、もっと多くの人とコミュニケーションがとれるのだから、人を限定せずに習得できる機会があってもよかったのかもしれない。

    色んな考えが湧いてくるので、これからもずっと読み続けたいです。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    涙が止まらない

    人にとって大事なものとは何か。
    腹を割って話せる本当に信頼できる友達、愛する人、何があっても許せる家族。
    それを教えてくれるストーリーに中盤からラストまでずっと涙が止まりませんでした。

    複雑な生い立ちによって人を信頼できず、表面ばかり繕い、周囲がうまくまわるよう気を使う判美。
    義務教育の歳から父親になって高校に通いながら子育てする徹。
    あまり一般的ではない過去を背負った二人が出会うことで、互いに前へ進めるよう背中を押し合い、自らも認め、成長していく様は、大人顔負けの力強さを感じました。

    二人の過去は軽く扱えるものではなく社会的要素も含まれているので、色々考えさせられることもありました。
    でもそれを誰かに押し付けたり投げ出したり、投げやりにすることはなく、ちゃんと向き合って解決させ、自らの手で手に入れようとする努力もあって、素晴らしい作品だったと思います。
    高校時代に徹みたいな人と出会えたら毎日が充実しただろうなと羨ましくなりました。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    大人の恋愛物でももっと幼いのがあるのに、高校生らしくないほど落ち着いた真面目〜な恋愛。そして凄く凄〜く切ない!

    幼少期の寂しい過去による陰(いん)ではない陰(かげ)があったり、その寂しさを埋めてくれた身体の弱い親友の代わりに未経験でもやり遂げて最高の結果を出したり、その過程で好きな人を強く想うがために心身共に傷つきながらも、好きな人を我が身に宿すように呼吸まで受け継いだり。

    受け取り方次第では「重い」と簡単に片付けられがちな想いも、こんな愛し方があるのか・・・それも高校生で?と引き込まれました。

    杏と曜太、曜太と父、ユキとなっちゃん…
    ズルズルと描くべきではないけども、エピソードの切り方が手前過ぎで、正直ぶった切られた感があります。

    曜太が父を殴ったのは良いけど、父が曜太に殴られ「自分の目的のためなら…」の一言で全てを悟らせないで欲しかった。
    皆それぞれ自分の気持ちを伝えるために体当たりしてるのに、父は一時は家の処分を考えるも曜太のインハイでの様子を見て譲る行動に出るも、その後一切出てこないし、父も息子とは直接向き合うことなかったし、12年間息子と連絡を絶っていた本当の理由も不明。

    もう少し其々の先の生き方を見たかった。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    想像以上!

    タイトルから想像する以上に恋愛感アリアリ。

    初めはネトゲのヲタ感強めな山田や瑠奈ちゃんが、人柄申し分なき茜ちゃんからいい影響受けて、徐々に人間らしく成長していくところが良い。瑛太くんのオタに隠し持った紳士さもこれまたいいスパイスになってます。
    無表情で感情の起伏なかった山田が、表情豊かになりストレートに言葉で感情を表せるようになって、現時点での最終話では健全な10代男子になってます。
    お互い、好きという気持ちを素直に伝え合えてるところが本当にシンプルに凄くいい。
    これから2人がどんなふうに成長していき、周囲をもどんなふうに変化していくのか楽しみ。
    このレビューでは茜ちゃん完璧人間のように見えてしまいますが、茜ちゃんもトライアンドエラーを繰り返して成長してるので、そこも見どころ。
    誰一人として完璧は居なくて、皆それぞれにもがいてるので、ネトゲオタとはいえ、実はとっても人間味あふれる温かい作品です。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    26歳若頭、啓弥めちゃくちゃカッコイイ!
    普段はクールなのに、溺愛してる一咲にはデレっとしたりワンコになったり、でも一咲のことで他人に怒る時は般若顔。この差が面白過ぎてもう腹筋が大変!

    基本的に一咲は組長孫っぽくない純粋奥手な女の子で可愛い。けど、ダメな啓弥が表面化してる時は、極道の血を感じる口調に。そしてさりげなくに私服がオシャレ!気になり出したら、こんなの着てみたいって思うコーデが色々出てくるので、ファッションチェックするのも面白い。

    一咲が仰向けで啓弥がアプローチしてるシーンだけは、胸がやたら誇張されて爆乳になってるのでジャンル違ったかな?と思う所が何度かあります。あと顔も時々不自然な形状だったりも。
    それ以上に超ロングでウェーブ入れてる時の一咲は凄くかわいい。
    個人的には啓弥の目全周アイライン引いたかのように強調されたブラックな雰囲気が出てる顔好きです。
    あとキスシーンの顎から首にかけて色気が凄い。

    究極に溺愛されてみたいです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    恋愛結婚ではなく、家や仕事の都合で形式的に結婚なんて現実でもあるけれど、消去法のようにいろんなしがらみから逃れるべく結婚したものの、そんな事情を知らない両家の親たちは子供子供と簡単ではない次の高いハードルを出してくる。
    普通に結婚しても子供を授かるなんて安易なものではないのに、言う方は勝手だなと思ったことが自分もあるので、ストーリーに共感しました。
    秋も天草さんも控えめな美男美女。片方の突拍子な発言の度にもう片方が驚くシーンが続くのも初めだけなのかはまだ分かりませんが、ゆっくりお互いを理解していこうと歩み寄っていくところは、シンプルに自然な流れだと思うし、距離が近づいていく様子は、いい大人なのに初々しい。妙に気になるストーリーです。

    • 0
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