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1 - 4件目/全4件

  1. 評価:5.000 5.0

    おもしろかった!

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    ついに完結!淋しいです。
    基本はお仕事モノをベースとしたラブサスペンス。
    海外ドラマで例えるところのシーズン3で完結します。
    中堅の内装資材メーカー「オーケン」を舞台に
    シーズン1:産業スパイ篇、シーズン2:資材横流し疑惑篇、シーズン3:骨肉の企業乗っ取り篇
    ※個人の感想のため、語弊有り
    に、分かれます。
    サスペンスと言うにはいささか大げさ感はありますが、結構ドキドキハラハラします。

    主人公であるオーケン営業部のバリキャリ係長木通さんが、取引先の課長で学生時の後輩でもある戸田くん
    と再会したのをきっかけに産業スパイ篇が動き出します。
    木通先輩にずっと片思いをしていた戸田くんの先輩への溺愛っぷりが凄まじく、キュンキュンする反面、
    仕事上での冷酷さやえげつない駆け引きもしたりと、謎の多い人物。木通先輩と恋人同士になり、強い味方
    と思っていたなか、梯子を外されたりと、最後まで油断が欠かせない。
    でもその根底には、必ず木通先輩への愛がベースになっていたことがわかります。

    デキル男戸田くんは格好良いのですが、個人的には木通先輩の不屈の精神力と真っ直ぐさが本当に格好良い!
    仕事をする上での印象的な言葉も多く、木通先輩が同僚でもある元カレに言われた「融通が利かない」に対して
    「融通が利かないなんて、発言者にとって都合の悪い時の責任転嫁だ」という戸田くんの返しは、胸にストンと
    落ちました。
    結末は予想通り半分、そう来たか半分の、木通先輩らしい納得できる決断とその後でした。

    • 74
  2. 評価:5.000 5.0

    優しいぬくもりに包まれるようなお話

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    何なんでしょう、この優しいぬくもりに包まれるようなキモチは。
    聾唖であるヒロインの雪を、悲観的にも同情的にもキレイごとにも表現せず、ほんの少しの特徴を持つ恋する一人の女の子として描かれています。

    数年前、女性シンガーが「会いたくて震える」と歌ってよくネタにされていましたが、今なら少しわかります。
    この作品は震えます。
    耳の聴こえないヒロイン雪。高校まで聾唖の学校に通いながらも、自らの意思で一般の大学に入学を決めた前向きで頑張り屋の女の子。
    けして弱くないし庇護してもらおうとも思っていない、なのに彼女の存在そのものが儚く、いつも震えながら懸命に立っているような印象を受けます(冬だからか??)。
    これはけして震えて見えるのがネガティブな意味ではなく、自然に自分の境遇を、人生を受け入れ、生きている表れだと思います。
    そして彼女は恋する普通の可愛い女の子です。

    憧れから恋心になった逸臣先輩への想いと、たくさんの国を旅してきた先輩の「俺を雪の世界に入れて」と言う言葉は、じんんわりと涙が出そうになります。
    初めは「音のない世界」で生きる雪を目の当たりにして、好奇心から雪と接していたかもしれない逸臣先輩の、彼女への愛しみがゆったりとした時間の流れの中で育まれて行きます。
    先輩がどれだけ優しい声で雪を呼んでいるかを知らなかったこと、先輩への胸のドキドキが自分の中から鳴っていることに気付かなかったこと、補聴器をしてもすべての音が混ざって聞こえ、音がどこからしているのか何の音なのかもわからないこと、私達のあたりまえがあたりまえでない雪の中で育つ恋心は、あまりにも純粋でせつなく感じます。
    読後、きっと心が浄化されるような気持ちになります。

    • 22
  3. 評価:5.000 5.0

    「犯罪」=「悪」なのか

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    色々と考えさせられるお話でした。
    真実を追求することで露呈していく不都合な正義。
    法的にその行いは「正義」ではなく、ただの「犯罪」。
    でもこの「犯罪」=「悪」なのか?
    法的には「悪」でも被害者にとっては紛れもない「正義」の行い。
    「真実」「悪」「正義」が交差するなかで、被害者の妹・理世と加害者・海利の信頼と愛情が逆のベクトルで
    深まっていく。
    理世と海利が最後に行きつき貫く「間違った正しさ」を、私は認めたい。

    • 11
  4. 評価:5.000 5.0

    ホロリと泣ける、絆のお話

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    もう、ヒロインの花ちゃんが女でも萌えるほど、可愛い!
    他の方の間では不評の敬語も、私は全然気になりませんでした。
    この作者さんの描く絵はとてもキレイで、特に女の子が本当に可愛くて、他の作品でもあまりに可愛すぎて
    親に登下校以外、一人で外出させてもらえない美少女のお話もありましたが、こちらの花ちゃんの方が私は
    断然美少女だと思います!
    一見、再会した美男美女の幼なじみの甘いお話に思えますが、恵まれた環境でありながら妾の子という重荷
    を背負い荒れた生活を送っていた少年を、ヒロインがひたすらその無垢な存在と愛で支え、そのヒロインを
    生きていく意味にする少年の、静かでありながら強い愛情を秘めた絆のお話です。
    号泣!とはなりませんが、ホロリ泣ける素敵なお話でした。

    • 1
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