さけてぃーさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全15件

  1. 評価:3.000 3.0

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    偽装恋愛から本気になる、世間では行き遅れ扱いの地味めな歳上女性とハイスペックイケメン歳下男性の組み合わせ、というありきたりな設定です。
    もっといえば、主人公は案外芯があって素直で正直でまっすぐ(性格が良い)だから周りが毒気を抜かれて影響受けていくし、恋愛相手である青島くんが恋愛対象として惹かれていくという。そこもありきたりだとは思う。主人公は普段は地味でおしゃれにも興味なしな感じだけど、きちんとした身なりをしたら綺麗なんだろうところもありきたりかな?
    それでもキュンとするシーンはちゃんとある。青島くんは周りにはクールなのに、主人公にベタ惚れで甘々。なぜか溺愛して同棲や結婚の話までトントンと。結婚願望のある主人公と同年代女性からは理想的な夢のような展開でキュンとしそう。

    ただ、なんでそんないきなりベタ惚れなのか?惹かれる要素は描かれていたものの、もう少しゆっくり進んでもよかったんじゃないかと思います。
    最初から母親がらみでワケあり感はあったからお母さんが出てくるのは別にいいけど…。邪魔する幼馴染が青島くんを好きならともかく、自分は同性愛でうまくいかないから、結婚する選択肢があるくせに選ばないことにイラついたっていう理由(でしたっけ?)も微妙。
    途中で出てきた関西弁の元同僚も謎。というか中途半端。主人公カップルを引っ掻き回すでもなく、青島くんに少し嫉妬させた程度かな?
    不倫で奥さんとの関係が冷戦状態からの奥さん妊娠で元サヤって…。それに対して家族だからってまとめられても。それで結婚いいなって感化されるのがすごいな。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    ゆったりとcoffeeを飲むかのように

    文明開化時代の横浜が舞台。
    作者は、普段から着物を着ることも多くて、着物とコーヒーを愛してるそうです。そんな作者の描く優しい穏やかな気持ちになれるお話。
    進み方はのんびりとですが、それがこの作中の喫茶店の雰囲気に合っていてすごく良い。美人なマダムと可愛らしいちろり。まったりいいコンビです。
    ああ、この喫茶店に行きたいなぁ。お菓子と一緒にマダムのカヒーを飲みたい!
    漫画の中からコーヒーの香りがしてくるみたい。

    多分めちゃコミのように本来の1話分を分割して買わせるタイプの媒体には合わない漫画かもしれません。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    ご飯ものというより女性あるある?

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    無料分の途中、主婦の友人の話まで読みました。
    絵は、下手ではないけど美味しそうかと言われると首をひねってしまう。料理の説明がないと何か分からない時や、オシャレな料理は説明されても分からない時が…(私が疎いだけか)。

    主人公とその友人達は、よくいる30前後の女性像なのかなと思います。
    色々迷う年齢での不倫そしてその疲れから独身の彼を探す人、アラサーの恋愛の悩み、専業主婦の葛藤、確立された自分のライフスタイルや信念から出るのが難しい事…。
    周りにもよくいるなぁと思いながら、悩みの部分に頷くのが多いです。
    あれだけそれぞれの環境が違う中で、共感できる話題があるものなのかと違和感もあったけど。みんなで集まってそれとなく会話が進み、共有する時間があるものなんだなぁ。
    ただ、会話にヒヤリとした場面もあったがケンカにはならず。
    友人同士で特段相手の話に踏み込み過ぎず、適度にサラッと流して軽く共感しつつ最終的に自分の中で落として受け止めて進んでいく感じ。

    30手前にして長年交際&同棲していた彼と別れた主人公は、理由は違えど自分がそうだったので個人的には共感する部分がありました。
    浮気したとか何か大きく嫌だったわけじゃないのに、どこからかズレてしまった。
    別れた後の解放感と、その後の周りからの言葉や自分の置かれた状況を意識した時の一時的な焦りと不安、恋愛の仕方どうだったっけ!?は全部通りました。

    他の方が指摘する、ご飯粒を残す、食べ方がガツガツしているところは気になりました。
    冒頭が母親の豊かな手作り朝食だったので、それを期待して読み始めると外食が多いのにも違和感が。

    彼氏に朝食を押し付ける割に手作りせずコンビニのおにぎりという部分。
    たしかに仕事疲れの彼への配慮がない、手抜き朝食のワガママ女になってますが…。
    あれは、主人公が最初のうちは母のような相手の心を彩るような幸せにする朝食で思いやりある食卓を頑張ろうとしていたのに、いつからか夜遅くに帰ってきて口だけの彼にイラついて、お互い相手への思いやりも消えて不満ばかり溜まっている経過をあのページで表してるのかなと感じました。

    • 44
  4. 評価:1.000 1.0

    無料分だけ

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    モラハラ男性×共依存非自立女性の夫婦の話です。
    ずっとイライラしました。
    ああーーー読まなければよかったです。

    旦那さんの上からの物言いは、自分より奥さんを下に見ている証拠。対等ではない。
    それは専業主婦だからとかそんな事でなく、恐らく交際している時から傾向はあったと思いますよ。
    でも若い頃の歳上の男性は、同年代の男性と比べてはるかに大人に見えるもの。実はそうでなくても。その彼と同じような年齢になると、彼の稚拙さが分かるんでしょうね。
    なんで彼がこんな歳下の自分と付き合っているのか。人間としてきちんと中身を好きになってくれているのか、それとも歳下で言いくるめる事ができて上に立てそう(同年代〜上の女性には勝てないし見向きもされない)だからなのか。
    憶測が長くなってしまいましたが…。

    他の方のレビューに、奥さんの描く漫画だから奥さんよりの意見とありました。たしかにそちら寄りにした方が、こうやって主婦層や女性陣からの共感や同情や代理の怒りが貰いやすいと思います。
    でも、旦那さんの仕事の様子が全く描かれていないわけでなく、旦那さんがどうしてそういう事をしてきたのかというのが分かる旦那さん寄りの描写も3話に少しあります。
    全くの奥さん寄りではありません。

    2人とも自分自分で、自己擁護の他責的ですね。
    読んでいて一番子供が可哀想に思いました。
    社会経験がない歳下の女性を結婚相手に選んで早くに子供を作ったのも自分(夫)、
    最初に一応描写はありましたが、、夢半ばに優しくしてくれる歳上の男性にほだされて若くして結婚して早くに子供を作ったのも自分(妻)。
    お互い打算が少なからずあるから求めすぎて、感謝や思いやりもなく、自分の意向と違う現実が来た時にがっかりしやすいんじゃ…。
    他の専業主婦と比較するような描写も少しありましたね。
    作者自身自立しておらず、結婚当時の魅力といえば言いなりになりそうな若さだけで、そもそもそんな女性に良い男性が寄って来るわけがない。
    こんな旦那にも同じ事が言える。あなたが求める自立した良い女性が、こんな男性に魅力を感じるわけがない。

    もしも今後作者が頑張って離婚届を突き出したりして立場が逆転して、その後に対等の関係になったとしても読む気がしません。

    • 246
  5. 評価:4.000 4.0

    これはギャグ漫画ですか

    時々キュンとするかもしれないギャグ漫画。
    最初は絵も雑な感じだし、ガチャガチャしてるし、なんだろうかと思いました。
    それに設定もよくあるお坊ちゃんお嬢様校の話っぽいので、何の期待もせずいました。

    でもそれは全部裏切られました。
    なぜかツボにはまります。
    そうでしたね。少女漫画は美男美女は花を背負いますし、キラキラしますもんね。
    掲示板の内容から主人公のツッコミから王子様のお金持ち度合いから、何から何まで笑えます!

    絶対こんな人は日本にいないだろうというぶっ飛んだお金持ち天才設定の王子様と、庶民の女の子の恋を応援します。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    読み返したくなる

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    江戸時代の吉原のお話。
    主人公の朱音は武家出身のお嬢さん。
    何者かに両親が暗殺されたのを目撃し、その犯人の手がかりを捜すべく自らの意思で吉原へ身を落とします。
    その初日に高利貸しの惣右助と運命的に出会います。最初は疑心暗鬼だったものの、朱音はあっという間に惹かれていきます。
    そうして恋愛と犯人捜しを交えつつ話は進んでいきますが、なかなか犯人捜しの方は話が大きくなっていっているように思います。

    この手の題材特有の売られて辛く苦しく不幸で地獄のような描写はほぼほぼないです。(時折、厳しいルールのようなものは出てきますが)
    そして遊郭が舞台ですが、朱音のベッド(お布団?)シーンもまだありません。

    読み進めていき、個人的おススメは第22話、23話のあたりです。そこを観ると第1話からまた読みたくなります。
    ああそうだったんだ、だから最初あんな事を言ったのかと。だからあんなに気にかけてくれていたのかと。納得して、そしてなにより胸がキュゥゥンとします。

    惣右助の愛情表現はストレートで、朱音が大好きで愛おしくて仕方ないんだろうというのが伝わってくる。
    荒々しい自信家に見えるけど、実は優しい。そして強引なのも良いと思います。相手はうぶで多少頑固なツンデレの朱音なので。
    作者は男性の表情を描くのが上手だなぁと思います。惣右助の表情が良い。朱音は割合的にしかめっ面や困り顔、涙を浮かべた顔が多いので、その点では時々見せる本当の笑顔は可愛らしい。

    他の朱音に近しい登場人物たち(紫、利一、朝明野花魁、真木村先生)もみんな好きです。みんながそれぞれ幸せになってほしい。
    身分というものが重視され自由に恋愛などできない時代で、吉原だからこそ主人公2人は想いあい側にいられる。
    朱音が親の汚名をそそぎ吉原から出た後も惣右助と一緒にいられる事を望むばかり!
    続きが待ち遠しい。

    • 272
  7. 評価:5.000 5.0

    青春

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    リアルタイムではまだ幼すぎて。
    絵はほかの少女漫画に比べ独特で興味もなく、話は恋愛でしかも大人の感じがしてました。
    この漫画をはじめてきちんと読んだのは、NANAやパラキスでハマってから。
    こんなに面白かったんだ!!という衝撃。
    それから同誌の怪盗ジャ○○でのベッドシーンが問題だか話題になってましたが、こちらの方が先!しかもコン○ー○がモザイクで!という衝撃も。

    いわゆる王道恋愛少女漫画のように甘々でも取り合うわけでもなく、そして常に恋愛の話でもなく、専門の高校だけあってみんな将来のことをこの歳で真剣に考えている様子も描かれているんです。
    主人公以外の登場人物の恋愛や将来を考えての選択も描かれているし、全てのメインキャラが大好きです。
    そして何より、矢沢あいの漫画のキャラが身にまとうお洋服も髪型も可愛い。

    主人公ミカコからはおしゃれや服が大好きなのが伝わります。
    中学生までは周りから見たら協調性がなく個性的で学校内で浮いた存在だった。イジメられても独りぼっちでも、絶対に自分の着たいようにアレンジした制服を着る。
    唯一の友達がお隣さん家の幼馴染ツトム君。
    高校では個性豊かな仲間ができて、好きなお洋服作りに携わり、恋愛、友情、そして将来の夢と本当にキラキラした青春って感じがします。
    こんなに充実した高校生活ってあるのかなぁというくらい、たくさん成長したミカコが見られる。
    良い仲間にも恵まれ、それが何よりの糧だろうなと羨ましくも思います。

    作者は、天使なんかじゃないもそうですが、仲間との青春を描かせたらNo. 1ではと思うくらい。好きな漫画です。

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    ミステリーのよう

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    主人公が記憶喪失になって学校に復帰するところから話がはじまります。
    記憶はないけど、自分の彼氏だという男の子。でもその子のイニシャルではない、Aが好きというメモが自分の部屋から見つかる。
    以前のわたしは誰が好きだったのか。
    こんなにいい人なのに、その彼より好きになったのは誰なのか。
    近しい中でAというイニシャルは2人。
    主人公と共に謎解きをする感覚です。

    悪い人や意地悪な人は誰1人もいないことが読みやすいなと思います。
    なんとなく悪い癖でミステリーっぽくなるとどんでん返しを考えてしまい、早いところで答えの人物だけは薄々勘づいてしまいました。
    だけどそれでも楽しめました。
    話の長さもちょうど良いです。
    ぶっきらぼうな幼馴染の告白がステキ。
    みんなの相談相手の先生は一途な人。
    人気者の彼氏は主人公想いの優しい人。
    友達はみんないい子。

    主人公の記憶は結局戻らず。
    だけど昔の自分を追うことをやめ、自分は自分と前向きに明るく向き合う主人公は強くて好感が持てました。
    途中で、記憶喪失は脳以外に理由があるのかもとドクターから言われるという含ませた感じの描写があり、よっぽど何か忘れたい悩みがあったのかななんて考えていましたが…。そこは特に意味はなかったみたいですね。

    • 7
  9. 評価:5.000 5.0

    きれいでやさしい

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    以前から知ってはいましたが、タイトルがなんとなく意味深で躊躇していました。
    読んでみたら続きが気になって、気づくと一気読みでした。
    12歳の美少年真修くんと30歳の会社員聡子のお話なので、年齢的にも恋愛をかすかに匂わせるところにも苦手な方はいるかもしれません。

    2人とも人間性がピュアで、惹かれ合う様子にいやらしい感じや不純な感じは全くないです。
    お互いどこか寂しい気持ちがあったのかな。
    2人が惹かれ合う根底にあるのは何の感情なのかはまだ不明ですが、きっとお互いが心の隙間を埋めあってたのかなと思います。

    素直で優しい真修のまっすぐで裏表のない感情表現や言葉は、本音と建前や嫌味妬み嫉みなどきたない世界に慣れてきた大人からすると心打たれるんだろうなぁと想像しました。
    とはいえ、歳を取ると昔好きだったけど今は聞けない曲が増えていくなどはイマイチ分からず、不器用な聡子はそれだけ辛い思い出が多かったんだろうなぁ。
    聡子が真修へしてあげたことや2人の関係性は他人としては踏み込みすぎていて、周りからは理解されず咎められてしまうようなものですが、出会ったことで2人は救われたんだろうと思います。

    今の段階では出会ってから2年後、再会したところです。
    再会しまた接点を持つことで、真修の父親、聡子の会社や地元と家族、色々とまたありそうですね。
    これからどうなるのか。優しい2人だから周りを傷つけるより自分を抑えてしまいそう。自分達の中で幸せな道を見つけてほしい。

    真修はまだこれからいくらでも未来に無限の可能性があるし、たくさんの出会いも今後思い出になることも待っている。
    聡子を慕っていた気持ちや聡子といて湧いた感情や思い出は今は忘れられないんだろうけど、再会さえなければ真修はそのうちこの事も思い出として昇華されたかもしれない。
    でも再会してしまった。

    最終的にどう終わるのかが気になる漫画です。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    人間と生活する亜人の悩みは人間と同じ

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    最初、絵が少しごちゃごちゃしてる感じで個人的に苦手かなと思いましたが、お話が面白くてどんどん読んでしまいました。
    続きが待ち遠しい。

    一話目。むかし森の泉の女神様(あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?のあの女性)だった、いまは人間として子育てをする主婦のお話。
    あらすじも読まず突然読み始めたので、その設定に驚きました。お友達も普通に元女神様というのを受け入れているし。
    えっ?えっ?とプチパニック。
    どうやらこの漫画の世界では、女神様や人魚、ヴァンパイアなどの亜人たちが人間と共存しているようで、さらには種族によっては人間になって生きる選択肢もあるようです。

    基本的には子育て中のお母さんが悩むことをストーリーの軸にしているのだけど、亜人ちゃんが悩むことがワンクッションとなり、ストレートな子育て漫画ではなく可愛らしくて笑えて癒されるような内容になってるのかなと思います。
    彼女たちはInstagramやTwitterをやっていたり、ママ友がいたり、独身と既婚それぞれの羨望の壁があったり、仕事復帰に悩んだり、結婚前と今との自分の在り方や幸せの違いについて悩んだり…。

    読むとほっこりします。
    ドロドロ重いわけでなく、嫌な人も出てこない。登場人物はみんな根が優しい良い子ばかり。
    なので安心してサクサク読めて泣けました。
    たぶん、ふつうの人間のお話なら「ああ、そうか。まぁ子育てするとそういう事もあるか。解決してよかったよかった。」と特に可もなく不可もなしに終わると思います。
    先ほども書いたけれど、なぜか彼女たちが奮闘することで、そんな日常の悩みがじーんと感動につながるのがうまくできてるなぁと感心です。

    • 8
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