5.0
本当に大好きな作品
鬼殺隊の背景も、鬼の背景も丁寧に描かれていて、深い作品です。
日々の中で、不条理なことが起きても、強い信念を持ち、どう生きていくか?を説いてる作品だと思います。哲学的であり、それでいて、面白みもある。本当に、素晴らしい作品です。
また、鬼側の話も、怨みや、悪しきものに飲み込まれながらも、そこで苦悩しながら鬼として生きている姿にも、現代社会の闇のようなものが重なります。その中でも、炭治郎のように、慈悲の心で戦う姿を見ると、正義と正義の戦いというものがあるのだろうなと感じています。
それでも、結局「信念の強さ」を持つことが、大切なんだ!と作品全体から伝えられているように感じています。
どちらにしても、日本中で人気なのはとても理解できます。また、この作品の良さを感じることができる日本人の感性にも感動しました。
映画化されている炎柱の煉獄さんのお話は、人間がこの世に残せるものは、想いのみなのだと感じました。
人によって感じ方も変わると思いますが、この作品に出会えて良かったと思います。ありがとうございました。
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